就活日記 #1
こんにちは。
年が明け、気づけばあっという間に1ヶ月半。
説明会やインターンシップに参加し、エントリーシートを書き、面接練習をし、、、
就活案外楽しいな〜って思うこともあれば、私はこれからどんな人間になるのかな〜、なりたい自分になれるのかな〜なんて考えだすと自信を失いそうになったり。
そんな風に過ごすうちに時間はどんどん流れていって、気づけば志望業界の本選考が始まった。
私の志望業界はマスコミ。新聞とか出版社とか。
理由は、文章を綴ることが好きだから。あとは大前提として人と話すことが好きだから。もちろん他にもいろんな理由とか軸があるけど、かなりざっくり言うとそんな感じ。
ただでさえ倍率が高く、厳しいと言われている業界だから、エントリーシート一つとっても気が抜けない。推敲に推敲を重ね、先輩や親、大学のキャリアセンターの人に添削してもらい、納得いくものを作り上げている。
だから、エントリーシートが通るだけでまず嬉しかった。
志望度が高い新聞社のエントリーシート選考が通過したのは約3週間前。
「よっしゃ、ここからがスタートだ!がんばるぞ〜!」
次なる選考試験は論文と1次面接。
論文は60分間で与えられたテーマについて800字を書くというテスト。
私は直近の時事をおさらいしながら、テーマを予測し、60分で800字を書く練習を重ねた。
試験当日。直前までどんなテーマがきても書けるように、イメージトレーニングを重ねた。「このテーマがきたら、あの経験と紐づけて書くぞ」という感じで。
今年は自宅のパソコンで受ける形式だから、あまり緊張もせずに望むことができた。時間になってマイページを開くと、なんと予想していた問題!しかも一番書きたいと思っていたテーマだった!
私は用意していた草稿を1時間かけて練り直し、自信を持って提出した。自分の準備は間違っていなかったと思えた。
論文の試験が終わって一安心かと思えば、4日後には1次面接。
私は無理を言って先輩に面接練習を頼み、批判的なアドバイスを貰った。それをもとに想定問答の練り直しと喋り方を改善し、スマホのレコーダーに録音したり、内カメラを使って自分が話している様子を録画した。
面接当日。緊張はしていたが、自分なりの事前準備が自分の心を落ち着かせているとも思えていた。「あとは全て出し切るだけ!」と自分に声をかけ、オンライン会議ツールに接続した。
面接の雰囲気は先輩から聞いていた通り、厳かだった。質問もほとんどが予想していたものだったため、動じることなくあっという間に終わった。15分弱という短い時間だったが、楽しめた。「やり切った!」と思った。
ここまで書いてわかるが、私にはかなり自信があった。自分なりに準備をして望めたと思っていたし、それを本番で出し切ることができたと思っていた。
1次は受かるだろう、っていう傲りもあった。どこかでなめてしまっていたのかもしれない。
昨日の朝、そろそろ結果がでているだろうと思い、パソコンを開いた。
「選考の結果、残念ながらご希望に沿うことができませんでした。」
ぽけーっとしてしまった。あまりにあっけなくて、現実と思えなかった。というより、信じたくなかった。
マイページをログアウトしてもう一度ログインした。当然ながら結果は変わらなかった。
悔しい。情けない。涙がこぼれてきた。
厳しさをつきつけられた。1次も通らないなんて、、
少し無気力になった。まだまだ就活は始まったばかりなのに。
マスコミ業界なんてやっぱり高嶺の花なのかな、なんて思ったりして、これからエントリーする予定だった企業も、受ける意味あるんだろうか、なんて思えてきてしまった。
必至に自分のポジティブさを湧き起こらせようとしてるけど、しばらくはなんか曇りの気分が続きそうだ。まあ放っておけばいつかは晴れるだろう、なんてね。
つらつらと書いてしまった。でも、就活という辛いようで面白い、面白いようで辛い体験を、新鮮なうちに書き起こしておきたくて。1年後、どんな気持ちで読み返すのかな〜地元にいるかな〜都会にいるかな〜それとも遠いどこか全く縁もゆかりもない場所にいるのかな〜
また、気が向けば書きます。
まだまだ落ち着かない日々が続きますが、どうぞみなさんご自愛ください。
2021/02/14
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