思春期にグサリときた一言
思春期、ちょうど中学生に入るか入らないかぐらいの頃の話。
小学生高学年くらいから異性を意識し出したり、中学生に上がると、髪型など外見、人にどうみられるか、人からどう見えてるか気になるようになっていた。
正直、高学年のとき、手紙で告白された経験から、自分も捨てたもんではないのではないか?カッコいい部類に入るのではないか?そんなことも勘違いも含めて思ったりしていた。
恥ずかしい。
けど、本当の話。
そんなこともあり、小学6年生くらいから、特に中学生になってから、鏡で自分の顔や髪型を鏡が近くにあればよく見ていた。
恥ずかしい。
あるとき、そんな鏡を見ていた自分に対して母親が一言。
不細工のくせに鏡ばっかり見て。
言葉は正確ではないかもしれないが、そんなようなことを言われた記憶だ。
すごくショックだった。
自分もまんざらではないと思っていた、そしてそう思いたかったのに、それをばっさり否定され、それどころか不細工と言われたことがショックだった。
なんでこんな酷いことを言うんだろう?言ったんだろう。
鏡ばっかり見ていることが気になったにしても、
鏡ばっかり見てるんじゃないよ!とか、鏡男…とか、
せいぜい揶揄うくらいでいいではないか。
なぜ、不細工とか酷いこと、傷つくことを言うんだろう。
正直かなり傷つき、今でもショックや傷は残っている気がする。
それ以来あまり母親の前で鏡を見なくなった。(でも髪型は気になったりするので、1人の時とかは見ていた…)
嫌なこと、傷つくことを、思春期の子供に平気で言う母親の神経がいまだに理解できない。
このことはいまだに恨んでいるかもしれない。
そんな酷いこと言われて嫌だったね。傷つくね。辛かったね。酷いね。と、当時の自分を今の自分が見たら声をかけてあげたい。
人を否定するような、侮蔑するようなことを、自分の子供に向かって平気で言う、そのくせ自分は傷つけられたと被害者意識が強い、そんな母親だった。
とにかく人を褒めず貶す。そして自分が貶されるのは嫌い…
そんな母親だった。
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