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休職3ヶ月目、来月から復帰します

休職3ヶ月目、先日復帰の診断をいただきました。
復帰時期はまだ決まっていませんが、来月には復職する予定です。
自分なりに復帰に至るまで回復した要因を振り返ってみました。

1.ストレス要因から離れられたこと

一番は何よりこれだと思います。私は適用障害の診断でしたし、自分でも何が原因で辛くなっているか原因に対する自覚がありました。
毎日顔をあわせる&話す状況にあったため毎日がしんどくてしょうがなかったです。ただ、原因がはっきりしているだけに物理的に離れることができると、一気に心が楽になったことを覚えています。
当時は自分が残した仕事や上司から言われた数々の言葉を思い出しては嫌な気持ちになりましたが、それも時間とともに思い出さなくなっていきます。
実際自分1人がいなくなったところで会社は余裕で回ります。仕事だってその場にいる人たちでどうにかなります。心が病んでまでやらなければいけない仕事なんてないし、いくら上司でも他人の考え方や価値感を頭ごなしに否定して自分の考えを押しつけることでしかコミュニケーションがとれないような人に協力する必要はないと思ったのです。我慢し続けて自分の心に嘘をついて行動(仕事)していると、いずれおかしくなって心がもっと病みます。

単純ですが、ストレス要因から離れること、自分がリラックスできる空間に身をおいてゆっくり休める時間を取ること、が心身の回復を早めてくれることを実感しました。あとはある程度「時間」が解決してくれることもありますからまずは何も考えずに休むことが仕事と思って自分のことだけ考えていいんです。

2.眠れるようになったこと

適応障害になってから普通に眠ることができなくなりました。夜になると朝が来るのが怖くなって脳が眠ることを拒否しだした、そんな感覚でした。
毎晩深夜まで寝れずに、眠れても夜中や朝方に目が覚めることが毎日続きました。
診断を受けてからは処方された睡眠の薬を毎晩飲んでいます。はじめ薬に頼るのは依存しそうで嫌でしたが、それを伝えた上で依存しにくいタイプの薬をお願いしました。また薬は初期に処方されたものから2度変更し、今は一番自分にあったものになっています。
初めて処方された薬は眠りを深くするものでしたが、寝付きがそもそも悪かったのでそこでつまずいてしまいあまり効果を感じられませんでした。
2つ目の薬は寝付きをよくする薬に変更、寝付きの改善はできたのですが夢をかなり見るようになってしまい(副作用で悪夢を見る可能性あり、というものでした)夢のせいで熟睡できないということでまた変更しました。
3つ目は睡眠を持続させ、質を上げる薬に変更し、これは運良く私に合っていたので今はこれに落ち着いています。
薬を使う使わないは本人次第なので使うことが良いということではありませんが、私は薬が睡眠改善に一役買ったのでよかったなと思っています。ただ薬だけに頼るのではなく、夜に眠くなるような工夫もしました。

  • 朝寝坊しすぎないように同じ時間に起きる

  • 3食同じ時間帯に食べてリズムを整える

  • 軽い運動(ヨガやピラティス、ランニング)で身体を疲れさせる

  • 1日に1回は外にでて太陽浴びる!と決めて日中にお散歩する

  • 寝る1時間半前くらいにお風呂に入り湯船に浸かる

睡眠が安定してきたことで毎朝起きたときのだるさを感じにくくなってきました。
まだ薬は飲んでいますが、減薬期間になっているので近々卒業できればいいなと思います。

3.なにかをやりたい気持ちがまた出てきたこと

睡眠が改善すると毎日の身体の調子がだいぶ違ってくるので心身の回復にはとても重要な要素だと思います。朝目覚めて元気なら外に出ていく気持ちにもなるし、どよーんとした気持ちからその日抜けられるだけで回復への大きな一歩になります。
休職3ヶ月目に入ってから私は日々の休みに「飽き」を感じるようになってきました。時間は得ているもののお金がたくさんあるわけでもない、元気なときとそうでないときの差が激しいので予定をたくさんいれることもできず。暇つぶし道具のアマプラやNetflixは一通り見尽くしたので最近は見る気も起きず。Webライターの勉強も続けているもののちょっと孤独を感じはじめて考えすぎて悩んでしまい敬遠しがちに…
1日は24時間、時間は有限なわけでこうして休んで自分の好きなことを自由にやるものいいけれど、何か物足りない。
社会との繋がりが一時的に絶たれていることもあり、寂しさを感じるようになってきました。同時にあれだけ嫌だった仕事も少しはやりたいなぁと。心境の変化を感じるようになってきました。
それだけ心が病んでいる状態から回復して、自分の中でもう少し忙しくしたい、人との関わりを持ちたい、という段階にきたのかなと思っています。
こうした気持ちは自然と生まれてきたので、時間とともに気持ちは変化するものだと実感したし、こうした心の声を無視してはいけないなと思います。
心が回復してきて次のステージへ行く頃だなと、なにかをやりたい気持ちが生まれたことを嬉しく思いました。

おわり!

Moro

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