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モロ先生の授業「レッスン中に休むことを薦める理由」

このnoteは2023年10月14日のstand.fmの音源、『サウンドフリージョイ公式BLOG』の内容をもとに作成したものです。

レッスン中に寝たっていい

僕にも生徒さんにも予定があるので、レッスン時間というのはどうしても決めないといけない分けですが、欲を言えば、「来たい時に来れる教室」が理想な分けで、僕らはできる限りそんな教室・及び制度を目指してるんですね。
だから、レッスン開始直前までに連絡をもらえれば、無償でキャンセル・日時の変更を許可しています。
こんなルールの教室は前代未聞ですが、まあ「来たい時に来れる教室」にこだわっていきたいので、ここだけは頑なに、どんなにジョイに負担があっても続けています。
ただ、時にはそんな自由が叶わず、ものすごく疲れているのにレッスンに来てくれる方がいるんですね。
そんな方には「せっかく来たし、ゆっくりしたら?」と声をかけています。
本当みなさんゆっくりするし、挙句うとうとする方までいらっしゃるんですね。
面白いのはここから。
その方、15分ほど喋ったり、うとうとしたりしたかと思えば、その後は目の色を変えてピアノを弾き始めるんですね。
あるいは、その時間は丸々1時間、僕と喋って終わったとしても「なんだか元気が出ました、帰って練習してみます」と、意気揚々と帰っていく方もいます。
一呼吸置いたから、かえって効率が良くなった。
こうした作用のことを『振り子の法則』といいます。
振り子は、振れると同じ分、反対側に振れます。
しっかり休めば、その分、集中してピアノが弾けるんです。
もし、振り子が振れなければ、反対側にも振れません。
疲れを我慢すれば、ピアノもダラダラ弾いて、何も前進のないまま終わりです。
それぐらい「タイミング」というのは大事で、それぐらい「流れ」というのは大きい。

次のタイミングまで待つ

この「休む」や「サボる」に裏や作戦など1ミリもなくて、やったことは「次にターンが回ってくるまで待つ」ということを覚悟しただけなんです。
タモリさんの言葉に、すごく今回の件に通ずる言葉があります。
それは「時代は、時計の針のように回ってくるから、針を追わずに、その場にいろ」です。
 
これは同時に、「その場にいることを決めたら、また針がどっかに行ってしまう」ということでもあるのですが、「それすらも受け入れて、次に回ってくるまで、待て」ということだと思います。
で、どうせじっと待つのなら、無駄に頭使ってないで、本気で休めばいい。
自分の型を崩さない為にも、「ノってない時は覚悟をもってゆっくりする」みたいな選択肢を持っていてもいいような気がしていて、その為には「努力を止めても、焦らない覚悟」といった備えが必要なのかなぁと思います。
 
自分の中で「まぁ、今じゃないか」と思ったり、「今は蓄えておくか」という判断ができるようになってから、いろんなことが好転するようになったので、話半分で、参考にしてみてください。
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