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最年少社員の私がマネージャーに挑戦する理由と葛藤

こんにちは!
Morning Laboの久保帆奈美(@honami725_)です。

2023年10月にマネージャーに就任し、現在はマネージャー兼プロデューサーとして働いています。

2019年4月に新卒入社をして、27歳でマネージャーに就任。
20代かつ社会人5年目のタイミングでマネージャーに就任と聞くと、聞こえが良いですが、過去には代表の中村に「プレイヤーのままがいいので、マネージャーにはなりたくないです」とはっきり伝えたこともありました。

今回は、そんな私がなぜマネージャーの道を選んだのか、そしてその選択によって得られた変化についてお伝えしたいと思います。

キャリアに悩まれている方や、新たな挑戦に躊躇している方の一歩踏み出す勇気に繋がれば嬉しいです。マネージャーとしてのアドバイスがあれば、ぜひコメント・ご連絡お待ちしております!

プレイヤーとして頑張りたかった1年前

私が最初にマネージャーのオファーをいただいたのは、2022年の秋頃でした。当時、社員をこれから増やしていくというタイミングだったのですが、プレイヤー気質の私は、マネージャーになるというビジョンが全くなく、もっとプロデューサー(クライアントの担当責任者となり、戦略や施策の提案・実行を担います)としての腕を磨きたいと思っていました。

私は、提案したものや作ったものに対して、良い反応をいただけたり、満足のいく結果が出たりした時に大きな喜びを感じるので、デザインや企画を作っている時間が大好きです。

「モニラボさんに頼んで良かった」
「さすが久保さん!」
「この企画素敵すぎる!」

そんな言葉をいただけることが日々のモチベーションで、もっと頼ってもらえるような敏腕プロデューサーになりたいと思っていました。

また会社の状況的にも、社員が増えるのはこれからだったので、マネージャーという役割をイメージしづらかったのもありました。

マネージャーになると決めた3つの理由

そんな私の気持ちが変わったのには3つの理由がありました。

1. 人数が増えたことによる環境の変化

2022年の秋から約半年でメンバーが3人から6人に増えました。
まだまだ小さな規模ですが、半年で倍の人数に増えるというのはもちろん初めての経験で、気持ちに大きな変化をもたらしました。

6人の会社に!

社会人歴は他メンバーと比べると浅いですが、社歴はインターン時期を入れると7年目。代表の次に社歴が長い私は、気づけばベテランポジションになっていました。

長く働いている分、役員とのコミュニケーションも円滑にとれ、事業に対する知見もたまっていることもあり、働いていくうちに私がマネージャーをやるべきなのでは…?と思うようになりました。

2. 会社のために再び頑張りたいと思った

また、当時メンバーが増えた他に、会社に対する想いが変わった時期でもありました。

2020年〜2022年はコロナ禍と中村の出産・育児が重なり、会社全体が疲労困憊状態で会社のビジョンが描きづらい時期が続きました。メンバーそれぞれのビジョンが全く違うのではないかと感じるようになり、正直転職も考えました。

ですが、再度チームで何度も対話を重ねたことで、同じビジョンを目指せるようになりました。そのビジョンを叶えたいと自分も強く思いましたし、そのビジョンに共感をした素敵なメンバーが入社してくれたので、理想に近づいている実感が持てるようになり、再度会社のために頑張りたいと思えたんです。

会社の環境の変化とともに、もう一度ビジョンに共感できたことも、マネージャーへの覚悟を決めるきっかけになりました。

3. 夢に近づくためのステップだと前向きに捉えた

自分のキャリアを考えた時にも、今このタイミングでマネージャーになれるというのはとてもありがたい環境だと感じましたし、自分にとっていい挑戦になるのではないかとも思いました。

私は、明確なキャリアプランはないのですが、仕事に楽しさを感じながら稼げる人になるのが夢です。「稼げる人」というのは、社会に価値を届けられる人だと思っています。ずっとプレイヤーでいるよりも、プレイヤー業務を続けながら、会社から求められる役職も遂行することが自分の幅を広げることになり、理想に近づくためのステップだと前向きに捉えられるようになりました。

27歳の誕生日をお祝いしていただいたタイミングで、中村と井上から熱いメッセージと共に再度マネージャーのオファーを受け、涙を流しながら引き受けました。

オファーの時にいただいた手紙は宝物です。

挑戦しなければ感じられない喜びと葛藤

実際にマネージャーになってからは、挑戦の毎日です。

今までは周りの人のコンディションなど、ほとんど気にしたことがなく、自分や事業のことで精一杯でした。評価も自分の成果で決まっていましたが、今はチームで成果を出さなければいけません。

そのため、マネージャーとしてどうしたらその人の才能を上手く発揮できるのか、どのタイミングでどう声掛けするのがエンパワーメントに繋がるのかを考えるようになりました。

メンバーの皆は私よりも社会人経験が多く、職歴もバラバラなので、どうやって声掛けをすれば良いのか難しさを感じることがあります。また、マネージャーというポジション自体が今まで会社になかったので、マネージメントのスタイルを自分自身で確立しなければなりません。

ですが、フォーメーションを組み直して、チームがより強固になった時や、業務改善をした後にそのメンバーのパフォーマンスが良くなった時には、プレイヤーのままでは感じられなかったであろうマネージャーとしての喜びを感じられます。

メンバーからこういう時に助かったと感謝の言葉を伝えていただくうちに、会社のためにやるべきことが少しずつわかるようになってきました。

いつも優しく声をかけてくれるメンバーに大感謝です。

私たちらしく成長する推進力になりたい

まだまだ未熟なマネージャーではありますが、今後はより推進力を身につけて、会社をもっと大きくしていきたいです。

モニラボは仕事のリピート率がほぼ100%で、ありがたいことに素敵なクライアントの皆様と長くお仕事ができています。現時点では営業というポジションもなく、仕事が仕事を呼ぶという非常にいい状態を築き上げてきました。

妥協をせずに、本当にいいものを届けようという強い思いで仕事をしているため、クライアントの皆様からは
「こちらの意図をとてもよく汲み取ってくれて感動した」
「いつも丁寧かつ細やかな対応をしてくれて、とってもお仕事がしやすい」
とおっしゃっていただけることが多く、そうおっしゃっていただけるのであれば、モニラボはもっと大きくすることができる会社なんだと思っています。

会社の規模を大きくして、より多くの才能あふれる素敵なメンバーと働くのが私の夢です。今のアトリエ感のある小さなオフィスも素敵ですが、社員証を首から下げたり、カフェテリアなどのフリースペースがあったりする、THE・オフィスな雰囲気にも憧れがあります。

ですが、会社を大きくすることだけに注力するのではなく、モニラボらしさを保ちながら成長をしていきたいと思っています。そのために私自身が、マネージャー兼プロデューサーとして、誠実でありながら、いい仕事をし続けたいです。

大事にしたいキーワードは「インテグリティ(Integrity)」

これは、マネージャーに就任したことを父に伝えた時に教えてもらった言葉で、日本語では「誠実さ」「高潔さ」などを意味します。

どんな人でも嫌なことからは逃げたくなるし、少しでも楽な道を選びたくなるものだと思います。ですが、私はインテグリティを胸に、後ろめたい感情を抱かない人生を歩みたいです。

相手や課題に誠実に向き合い、信念を持って成長し続ける。そんなリーダーになれるよう、これからも日々頑張ります!

P.S. インテグリティを理解するために、映画「セント・オブ・ウーマン 夢の香り」を観たのですが、とてもわかりやすく、自分の中にスッと入ってきやすかったのでおすすめです!ぜひ気になった方は見てみてくださいね。

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