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卒業旅行 ドイツ

アウグスブルク観光とミュンヘンへ

    

アウグスブルク観光


アウグスブルクロマンティック街道沿いにある町です。
15世紀ローマ帝国初代皇帝アウグストゥスの駐屯地としてイタリアとの通商で発展し、中でも鉱山業で莫大な富を築いたフッガー家が有名です。
ルターが宗教改革を始めた都市でもあります。
世界史で勉強したことが、こういう所で役に立っています。

 ⭐ロマンティック街道…ドイツの中心に近いヴュルツブルクからアルプス
  のふもとのフュッセンまで全長約350kmの道のり。
  色とりどりの花や河の横切る街道沿いには、城壁に囲まれた中世の街や
  城がありドイツらしいロマンが掻き立てられる美しい街道。

アウグスブルクの劇場

◎アウグスブルクは、第二次世界大戦で被害を受けましたが噴水が多く、
通りにはカフェのテーブルが並び、郷土料理もイタリアンぽくパスタを多用する独特なもので、今でもドイツとイタリアの混在する都市なのだと感じさせます。

アウグスブルク市庁舎

市庁舎(ラーとハウス)ルネッサンス式建築で17世紀初頭建造されました。
中央の屋根には、市の紋章と図柄にもなっている松かさの装飾があります。
市庁舎の左側にある塔はヘルラッパと呼ばれ、12世紀に建造された見張りの塔です。78mあり頂上の展望台からはアルプスを見ることができるそうです。この辺りを散策中に、赤いコートのおばあちゃんが私達に話しかけて来て、沢山色々なことを話していたのですが、意味が分からず添乗員さんに通訳してもらったところ、世界のあちらこちらを旅行したことがあると話ていたとのことでした。とても陽気な可愛いおばあちゃんでした。
私もあんなおばあちゃんになりたいな…と思える元気な方でした。

◉アウグスブルクには、モーツァルトの父親が生まれたモーツァルトハウスがあります。モーツァルト記念館としてモーツァルト家の歴史に関する資料や楽器、家具などが展示されています。
モーツァルトの子孫は50年以上前に途絶えてしまうまで、アウグスブルクに住んでいたそうです。数十年前に私が旅行した当時も数人のモーツァルトさんが市内に在住していたようですが、直接の血縁関係にはない方たちだそうです!
ザルツブルクにモーツァルトの生家があるので、アウグスブルクにモーツァルトの子孫が住んでいたとは驚きです。


”白いうさぎ”というレストランでのランチ メインディッシュ

【メニュー】
食前酒:      アップルジュース(深い大きなワイングラスで
           出され、甘すぎず自然な甘さ)
メインディッシュ: 牛肉のクリームソース和え&小麦粉を練り茹でた
           パスタに似た触感のもの   
サラダ:      トマト、レタス、キュウリ、スライスオニオン
デザート:     アイスクリームのブルーベリーソース和え
           ブルーベリーソースがほんのりアルコール入りで
           アルコール苦手な私でも美味しく感じました

  ⭐甘党の者としては、デザートの写真も撮影しておけばよかったなあ。
   食べるのが夢中で撮影し忘れたらしい。

   

 

ミュンヘン観光へ向かい、宮殿と市内観光へ。


ニュンフェンブルク宮殿


ミュンヘンの有名な観光名所 ニュンフェンブルク宮殿
広い庭園の美しいニュンフェンブルク宮殿

◉ミュンヘンの支配者ヴィッテルスバッハ家の夏の離宮で1664年に建設が始められました。フェルディナンド・マリア選帝侯に世継ぎのマックス・
エマヌエルが生まれたのを機に、妻に贈ったという宮殿です。
広大なフランス式庭園には、狩猟小屋、浴場、中国風の茶の館などもあります。あまりにも広く、そして月曜日で休館日だったため中を見ることは出来ませんでした。3月という観光オフシーズンだったために庭園に沢山点在する彫刻は防寒のため木板で覆われていました。
庭の池が凍っており、鳥が氷の上を歩いていました。

ミュンヘン市内観光


ミュンヘン バイエルン州立歌劇場

◉バイエルン州立歌劇場は、ミュンヘン市内にある大小70あまりある劇場の中で頂点に位置する劇場です。ノイシュバンシュタイン城を建てた、ルードヴィヒ2世が、この劇場で初めてワーグナーの歌劇を見て感動し、以降ワーグナーのパトロンになったといいます。第二次世界大戦で爆撃を受けたが
戦後オリジナル通りに再建されました。


ミュンヘン 新市庁舎

◉新市庁舎は、19世紀末から20世紀初頭に築かれたネオゴシック式建物です。中央の鐘楼にはドイツ最大の仕掛け時計があり、登場する人形は等身大です。塔にはエレベーターで登ることが出来ました。

夜は、ホーフブロイハウスで夕食です


ビアハウス メインディッシュ
デザート アップルパイ生クリーム添え

◉ホーフブロイハウスは、1589年宮殿用のビール醸造所として造られた建物を改造したミュンヘンで最も有名なビアホールです。
1階には700人収容できるそうです。2階はレストラン、3階は民族舞踊が披露されるホールです。

お酒が苦手な私でも、ここのビールは美味しく飲めました。マイルドで口当たりが良く苦いイメージのビールとは思えないくらい飲みやすかったです。
メインディッシュはソーセージ3種類、マッシュポテト、ザワークラウトです。ソーセージの本場だけあり、どのソーセージも本格的な味でした。


次回は、ロマンティック街道最終地点フュッセンへ向かいます。


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