愚痴は吐くな。飲め。
世の中には、常に何かに対して不満を抱き、愚痴っている人が一定数います。
会って会話をするたび、必ず何かの愚痴を吐いている。
愚痴などのネガティブな言葉は、発言している本人の健康状態を悪化させる要因になります。
これは科学的にも多くの報告がされていて、鬱の要因になるともいわれています。
一体どうしてこんなにも愚痴が止まらないのでしょうか。
「愚痴を言わなければやってられない!」
という人がいますが、
はっきり言ってそんなことはありません。
言わなくてもやっていけますし、愚痴が人生において何かプラスになることはありません。
でも、私はそれを愚痴っている人には言いません。
何故なら、本人もそれをわかっているからです。
愚痴ったところで、根本的な解決にはならない。何の生産性もない。
愚痴っている時の気分も、そんなにいいわけではない。
全部わかっている、
だけど止めることができないんです。
愚痴を止めることのできない小さな自分を正当化させるための言葉が
『愚痴を言わなければやってられない!』です。
愚痴を止めることができない状態は、
・感情のコントロールができない
・多角的に物事を見れない(視野が狭い)
・自己肯定感が低い
など、どれも「脳疲労」の時にみられる状態です。
つまるところ“心に余裕がない状態”です。
心の余裕の有無を左右する要素は人によって違うし、1つではないかもしれません。
交友関係、職場環境、金銭面、将来の不安、生活リズム・・・
挙げればキリがありませんが、
愚痴が生まれる要素として、愚痴の内容以上に、根本的な原因になる背景が必ず潜んでいます。
そして、その背景(現実)を認めたくないという気持ちが愚痴を生み出して、現在進行形の自分を正当化しようとします。
多分、不安だし、怖いと思います。
しかし前述したように、愚痴には何の価値もありません。
どんなに不平不満が溜まって、吐き出さずにはいられない状況だとしても、誰かに救ってもらうんじゃなくて、自分で動かなくては意味がありません。
まずできることは、愚痴を飲み込むこと。
それだとストレスが溜まる?
それは間違っているし、わかっているはず。
愚痴=ストレス発散
そう思っていても発散された試しはないでしょう。また何度も同じことを繰り返し、貴重な1日が過ぎていきます。
とはいえネガティブな言葉や感情を、無理矢理ポジティブにする必要はありません。
ただ“吐かないこと”に徹するだけで十分です。
我慢しましょうそのくらい。大人なんだから。
誰も人を変えることはできません。
変えることができるのは自分だけです。
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