「場づくり仕事術」出版1周年!実績報告会


今回は4月10日(月)に開催された、リベコの理事・ケイティ(矢野圭夏さん)による講座『「場づくり仕事術」出版1周年!実績報告会』についてご紹介します。
 
ケイティにとって、出版はトランジション(転機)となったようですが、皆さんにとっての転機は何でしょうか? という問いかけから講座が始まりました。
 
Nシュロスバーグに因み、ケイティにとってのイベント(予期して、あるいはせずに起こったこと)、ノンイベント(予期したのに起こらなかったこと)が紹介されました。予期したイベントは、出版によって仕事が増えたこと、7万字書いたことで自信が得られたことです。
 
予期しなかったイベントは、発売日に鹿児島では書店に本が並ばないということ、沢山の人が応援してくれたこと、母校での講演会、多くの方との再会、アンチレビュー等です。
 
逆にノンイベントは、有名人がケイティのことを紹介してくれるということ、増刷されること、2冊目のオファーでした。紹介してもらうためには、紹介して欲しいとお願いしないとだめだということが分かったそうです。
 
出版後1年間、あちこちに出向いて色々な活動をして来られました。全国ツアーにいらっしゃっています。事業計画マスター講座を受講されたり、メンタルヘルスマネジメントの資格を取得したりするなど、新しいことも学んでおられます。
 
管理職の研修を行うと同時に、60人の方と面談を行うという大きな仕事を自信を持って提案し、実施できたのも、本を書いたことがきっかけだとおっしゃっています。
 
書くことについての姿勢が変わりました。既に2冊目の執筆も始めておられます。それに関連して、パーソナル編集者に、ご自分の書いた文章を見て頂くようになりました。そして、ご自分が書くだけではなく、執筆のサポートも始めました。
 
やりたかったけどできなかったこともあります。クラウド・ファンディングについては準備が間に合わず、実現できませんでした。鹿児島での出版記念パーティ、書店のイベントも開催していません。
 
「本を出して終わり! ではないのです。選挙は投票日の1週間前に決まると言われるのと同様、本が出版される前から色々準備しておく必要があることを学ばれました。
 
 お話をお聴きしていて、本を出されたことでご自分はどのように変化したかを細かく観察しておられることに気付き、感心しました。このことは、目には見えないけれど、ご本人には大きな収穫だったのではないでしょうか。
 
「リベラルコンサルティング協議会」
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@liberal.consulting.association

(仲井圭二)
 

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