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2020/8/26 今、必要とされるコーチングとは

【今、必要とされるコーチングとは】
※7月18日「[Zoom開催]コロナ時代に必要なコンサルタントの新常識」のレポートです。

「コーチング」とは、相手からの自発的な気づきや行動を促すことを目的としたコミュニケーション手法のこと。

これからのコンサルタントには、こうしたコーチングの能力は必要不可欠となるでしょう。それは、これからのコンサルティングに求められていくものが、一人ひとりによって異なる心や状態に応じた「個別最適化」が必要不可欠なものになっていくと予想されているからです。

現在のクレーム処理に求められる能力が、状況に応じたマニュアルではなく、相手が必要とするものを読み取り、相手の心のケアをする能力に移り変わっていくこととも重なります。

「個別最適化」のために必要なのは、相手の情報をより多く引き出し、より多く入手できていること。

例えば、社会人経験のある大人に比べて、人生経験の少ない小学生に問いかけを行っても、引き出すことのできる情報には限りがあります。相手から引き出すことのできる情報が限られている場合、引き出すための問いよりも、こちらで必要だと思われる情報をあらかじめ用意しておき、そこから膨らませていった情報も重要なものになるでしょう。

そのためには、コンサルタントが想定している「モデル」や、「コーチング」の手法も、日々アップデートしていくことが大切です。

コーチングは、相手への問いかけによって、相手が持っている情報を「引き出す」こと。
コンサルティングとは、相手が困っていること、悩んでいることなど、その真意を読み解き、解決に導く方法を考えることです。

そのためには、相手がまだ気づいていない情報であっても、コンサルタントが対話を通して見出していくことが大切です。

これからのコンサルタントには、コンサルティングのために適切な情報をキュレーションできることが必要不可欠なのです。

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