2022/8/29 クライアントの問題を解決しながら自分の問題も解決できるコーチングクラス
今日は、ケイティ(矢野圭夏さん)の出版を後押しした、はましょうこと浜崎正太郎さんが2022年8月29日(月)に実施した「クライアントの問題を解決しながら自分の問題も解決できるコーチングクラス」のご紹介です。
「意識よりも無意識、分かることより分からないことの方が多い」、これは分かりますが、「分からないことの中に成果と成長がある」と禅問答のような言葉で講座が始まります。
「事実と思っていることの多くは解釈です。」とはましょうは言います。事実と解釈をきちんと区別すること、これは私も常々気を付けていますが、日常の思考では多くが解釈なのですね。
水の入ったペットボトルを示しながら、「これは何ですか?」という問いかけがなされます。何を質問したいんだ? という疑問が参加者の顔に浮かびます。「水」「ペットボトル」と言った瞬間に、過去からの考えを参照していることになるとのこと。「水」「ペットボトル」以外にも色々なものに見えて来ます。枕、人を窒息させる道具といった物騒な解釈まで紹介されました。表現する言葉によって、意味が変わるのです。
物質ならみなそうですし、人もそうです。森田さんはどんな人? という問いに対して、「背が高い人」「いつも眼鏡をかけている」「Noを言わない人」「甘党」等の回答が出されました。これ全て解釈なんです。
「あなたはどんな人?」と問われて、「私はこんな人です」と言った瞬間、私はこんな人になります。言葉通りのことが実現されます。
何かが起こったときに、私達は反応的に行動することもできるし、選択して行動することもできます。しかし、多くは反応で、こういう場合はこうするという、私達に組み込まれたプログラムに従って行動しているのです。しかもしんどいプログラムです。ここで、当たり前と思っていることでも自分でデザインして行動できるということが重要です。
人は鏡と言われますが、どの鏡に映りたいでしょうか? 自分と相手が、OKか、not OKかで4通りありますが、自分はOK、相手もOKの関係でしかコーチングは成立しません。
最後に、【思い込みをぶっ壊そう!】のワークが行われました。できないと思っていることを先ず1つ決めて、それをぶっ壊すためのディフレームの質問がなされます。その質問を受けて具体的に考えることによって、できないと思う程度が下がった参加者が多かったようです。
(仲井圭二)
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