森のお手当て③　創造維持破壊

有り余る程のお金はないので。

代わりに知恵を使います。私たちのも先人のも森のも。使い放題で、使うほどに増える有り難き知恵。

あとは、ご縁。

いただける資材は有り難く使わせていただきます。素晴らしい協力者のおかげで、菌も籾殻も廃菌床も森の色んなご飯が集まってきます。

そして、ちから。

お手伝いしてくれる方は、優しい筋肉の塊りに見えます。

そんなこんなで、昨日も土の上にいました。

まずは前回のお手当ての効果を観察。土の中の温度は良い感じ、しっかり微生物達が頑張ってくれている。歩いた感触も、以前はアスファルトの様でしたが、土っぽくなってきていました。切り株の分解も良い感じに始まっています。

そして、1番嬉しかったのは、蜜蜂が偵察に来てくれていました。鳥たちも木に止まってくれています。多様性の始まりが見えて、にんまり。

さて。がんばりますよ！昨日のレシピはこんな感じ。

米ぬか、バチルス、酒粕、糖蜜、鉄などなど。

みんなが力を合わせて森を作り維持して、所々破壊して再生していく。

創造、維持、破壊。そんな流れの中で、私たちの役割を見つけ自然の中へ。共に。

一通り終わって、空を見上げたら太陽がしっかり見てくれていました。山の桜も吹雪いていました。