シンガーソングライターが即興で書く詩。
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#夢
【即興詩】2022/05/06「夢」
夢を追う人
夢に生きる人
それに憧れる人
いずれにせよ
生きているのは この現実
夢は持たされるものではなく、持つものです。
そして、夢の形は、誰にも定義できません。
余談ですが、syrup16gというバンドの「夢」という曲がとても好きです。
2021/09/16 即興詩「夢の持ち方」
「夢」という言葉に
あまり期待しないほうがいい
夢はあるか
夢があれば乗り越えられる
夢があって羨ましいね
夢を持ち続けよう
いずれ死ぬことを
いつしか人は学び
終りがあることを知りながら
目の前のことに不平を言い
夢を持てといわれて初めて
取って付けたような夢を描き
自分のほんとうの欲求を直視せぬまま
夢に流されて生きる
夢という言葉で飾ってぼやかしているが
夢をきちんと追う人は
生きる現
2021/08/25 即興詩「夢の中 = 現実の私」
見えないのではなく
あるのにもかかわらず
見ようとしない
すぐそこにあるものが
見えない理由は
きっとあなたが
真面目で
負けず嫌いで
プライドもあって
少し 諦めているから
心が動く時
見えるようになるから
揺さぶることを
やめないこと
何度も何度も
諦めかけていても
やめないこと
必ず
必要な時
見えるようになる
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ないものねだりをするということもごくごく自然なことなのですが
2021/07/02 即興詩「栄華の国、その後」
確かに築いてきた地位や名誉は
どれだけ綻びがあろうと
一旦は格好がつく
腐っても、という言葉は
いつの時代にもあった
またこの時代に生まれた
私は国の結末を知っている
それでもなお 今の暮らしを
必死に守り続けようとする
その姿に 私は何を伝えられようか
来る日もくる日も
目に見えて悪くなる情勢に
文句どころか
希望を持ち
生き続ける
それだけの誇りが
この国にはあった
あの夢から覚める頃に