会社選びは「頭で納得」と「心で覚悟」だと思う。
もりたです。
最近、ROOTSという「新卒採用を全社でやるぞ!」というPJに関わっており就活生と話す機会が増えてきました。
そんななかで「会社の決め方」はよく聞かれる話であり、個人的な考えを、整理がてらnoteにまとめてみようかと思います。
(そんなに長くないので是非〜)
決めることは難しい
大前提として「決める」というのはとても難しいことだと思っています。
日本の事業社数はおよそ400万。
一方で、就活には時間の制限もあります。就活生が選考を受ける企業の数は平均で20.7社だそう(マイナビ社調査2019年卒)
このような状況だと、
・限りある時間の中でどんな企業を受けるかを決めるには?
・1社に絞るときにはどんな基準で決めればいいのか?
・見ていない企業の中にもっといい選択肢があるのではないか?
・見ている企業であったとしても、本当にこの会社のことを理解できているのか?
など悩みが尽きないのは当然かなと思います。
「決める」とは?
決めるには2つのSTEPがあると考えています。
1. 受ける会社を決める
2. 入社する1社を決める
前者は「どの会社にエントリーするか?」「どの会社の選考に進むか?」などの話です。
後者は「良さそうだな」と思った会社のなかから1社に絞るという話。
それぞれにおいて課題が違うと考えており、
タイトルにもしていますが、「頭で納得」と「心で覚悟」の2つのSTEPで整理してみようと思います。
1. 受ける会社を決める → 頭で納得
2. 入社する1社を決める → 心で覚悟
1.受ける会社を決める → 頭で納得
400万近い企業をすべて受けることはできません。
なので、どんな会社を受けるのかを選択しなければなりません。
そのため「条件」を設定して会社を絞っていくことが必要になります。
全てを見れないなかでは、条件に合う/合わないで合理的に受ける会社を絞っていくのが良いかなと思います。
方法は色々あるのかもしれませんが、個人的には「好き」と「嫌い」を考える方法がオススメです。特に嫌い。
皆さんは、会社に入った時に「こうなっていたら嫌だな〜」はありますか?
・単純作業ばかりで頭を全く使わない仕事は嫌だ
・チーム感が好きなので、個人で黙々とやる仕事ばかりすぎると嫌だ。
・会社のやっていることに共感できないと頑張れないかも
などなど。
こういった「嫌い」を明確にしておけば、「そうじゃない会社」という切り方で会社を絞れれるようになります。
合わない会社に間違えて入るをなくすためにも、嫌いは明確にしておくのがオススメです(好きでも同様にやってみると意思決定の参考になるかと)
もっと言えば、好き・嫌いの先には「ありたい姿」「やりたいこと」があると考えていて。
ゴールを設定して、そこから逆算する思考の詳細はコチラにまとめているので興味があれば👇
2. 入社する1社を決める → 心で覚悟
「頭で納得」で会社を絞っていくと、「ここは良さそう」という会社がいくつか残っていくはずです。
ところが、入社する会社は1社だけ。。最後は1社に絞らないといけない。
1社に絞るということは「他の選択肢/可能性を捨てる」ということと同義。悩む方も多いのではないでしょうか?
ここで大事なのが「心で覚悟」だと思っています。
つまり何なの?
直感的に良さそうと思った会社を選ぼう
以上です。
え?と思うかもしれませんが、これはふざけてるわけでもなんでもなくて。
「1社に決めよう」というテーブルに残すまで頭で悩んだ会社であれば、恐らくどこに行ってもそれなりに幸せにはなれるはず。だからこそ悩んでいるのではないでしょうか。
そのタイミングで「こっちの会社はこの条件が良い」「こっちの会社はこの条件が物足りない」と条件で悩んでも、スッキリすることは恐らくないでしょう。
だったら「全部良さそう。だけど、ここが一番心惹かれる」と思うところに覚悟を決めるのが良いんじゃないかなーというのが個人的な意見です。
逆に、心惹かれた会社を選ばなかった場合、「ああ、やっぱりアッチだったのかな・・」という悩みが再浮上する確率が高いという肌感覚もあります。
心には嘘をつけないので。
1社に絞るということは「他の選択肢/可能性を捨てる」こと。しっかり覚悟を決められると、入社後の走り出しも変わってくるはずです!
最後に
つらつら書きました。
とはいえ「意思決定」は人によって千差万別。100人いれば100通りの意思決定があって良いものだと思っています。
そのなかでも悩んで悩んでどう考えたら良いかわからない、という方の少しでも参考になれば嬉しいです。
Twitterもやっているので良ければぜひ!
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