上司の前では、いい格好する人たち
普段、私と会話しているときの”態度”は下から上。
しかし、私への”対応”は上から下です。
丁寧な言葉、丁寧な態度で、「できない」「わからない」「間に合わない」を連発します。この2ヶ月で何度聞いたことか。
何を聞いても、明確な返事はもらえず、最後は納期も守れず。
そんな人の元へ、社長を連れて”お願い”へ行きました。
情に訴えかける作戦です。
冒頭、私たちからの”お願い”に対して、いつも通りの様子。
「いつもご迷惑をおかけしてすみません。いま確認しておりまして、、、」
ここで、”最後の切り札”として残していたカードを社長から言い渡します。
「おたくの社長とつい先日、食事をさせていただきまして、、、」
わかりやすく血相を変える担当者。
そう、この会社の社長は、いわゆる”ワンマン社長”。
泣く子も黙る独裁者。
突然、いろいろな部署に電話をかけ始めます。
「いま、〇〇会社の△△社長がいらしています。2Fの応接室に、、、」
その後はコントのように、会社の偉い方が次から次へと、この応接室に入っては出て、入っては出て。
結局8人の知らない役員クラスの方と名刺交換をしました。
最後は、「納期はなんとかします!」の一点張りで、希望納期通り納品してもらえることに。
業務をやっている側からすれば、普段のやり取りってなんだろうと考えさせられます。
会社で生き残っていくには、生き残っていくための身のこなしが必要なんですね。
いやだなー。
ありがとうございます!