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自分にとって「耳が痛い話」を聞かなくなったら、ヤバイ。

この数ヵ月を振り返って、自分にとって、耳の痛い話を聴かせてもらった記憶がありますか?

ギクッ」と思われた方、いらっしゃるのではないでしょうか。

私の場合、この質問自体が耳が痛い話でした。自分では気がついているのに、気づかないふりをして仕事をしている自分が恥ずかしくなったからです。

誰しもこの手の話は、できれば聞きたくないですし、触れられたくない話です。

例えば、
『今までは依頼したらすぐに資料を作成して提出してくれていたのに、最近締め切りギリギリまで提出してくれなくなった』
『最近、仕事中に仕事以外のことを考えているのか、ボーとしていることをよく見かける』
など、様々な自分にとって、耳が痛い話があります。(2つとも最近の私のことです)

とらえ方によっては、「ある程度、仕事ができるようになって、口出しする必要がなくなった」と思うことができます。しかし、ほとんどの場合そうではありません。

周囲が本音を言いにくい存在になってしまっていることがほとんどだと思います。それは、自分が出す空気感や立場がそうさせているのです。

謙虚な姿勢で、相手の意見を聴ける環境を整えないと、よくないことが起こります。それは、まったく成長できずにずっと同じ環境を望む、安定思考の凝り固まった会社のお荷物になってしまいます。

そうならないためにも、日頃の自分の態度を見つめ直す必要があります。傲慢な態度・怠慢な行いをあらため、常に学ぶ姿勢をもち、相手と対等な関係構築を目指しましょう。

以上のことは、私の尊敬する森岡 毅さんの著書で紹介されている問い掛けから学ばせてもらいました。(森岡 毅さんは、ユニバーサル・スタジオ・ジャパンをV字回復させたスーパーマーケターです。)

”あなた自身も、何らかの理由で情報伝達の阻害要因になっている可能性を謙虚に考えてみるべきです。”(P.104)

自分の周囲が、自分に本当のことを言えるかどうかをよく考えてみましょう 。

ありがとうございます!