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【インタビュー】製造部社員に聞くモリタ株式会社

札幌の紙箱メーカー・モリタ株式会社です。

当社の紙箱は、全て本社併設の工場で製造しています。カラフルな紙材がうず高く積まれ、大小様々な加工機械が並び、たくさんの紙箱に囲まれた作業場……そこはまさに"紙箱の世界"です。

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その中で今回は、お客さまに箱をお引渡しする直前、仕上げを行う「貼箱」製造部門の3名の社員にモリタ株式会社について語ってもらうべく、ライターさんにインタビューをしてもらいました!

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インタビュー

  ー皆さんの業務内容は、なんですか?

3人とも、製造部の貼箱(はりばこ)仕上げ担当です。

貼箱とは、贈答用のお菓子などに使われている「化粧箱」のことです。

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作業内容としては、加工された厚紙の隅を留めて、箱状の土台を作り、その土台に糊を使って、箱の表面になる色紙などを貼る作業です。

貼り作業が終わった後の品質チェックや、箱の中の部品のセット、梱包なども私たちの業務です。

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しばしば、他の部署に加勢にいくこともあります。限られた人数でやりくりしているので、忙しい時は助け合いです。

また、展示会のアテンドやイベントの販売員、箱づくりワークショップの講師として駆り出されることもあります。

  ーこのお仕事をしていて楽しい瞬間は、どんなときですか?

「もともと紙が好きなので、色々な紙に出会えることが楽しみです。毎日、紙を触っていられるのが幸せです。新しい箱プランナーさんには、色々な紙にチャレンジしてみてもらいたいです。」
「私は、趣味で切り絵を作っていて、デザイン系専門学校の卒業制作も切り絵だったんです。なので、デスクワークよりも実際に手を動かしてモノを作ることの方が性に合っていて、そういう部分が楽しいです。」
「私は、気軽に話ができる雰囲気が気に入っています。営業の方ともフランクに話せて、お客様や箱の話を聞かせてもらったり、業務とは関係ない話をして笑い合ったりすることが、楽しいです。時には製造側として厳しい意見を言うこともありますが、嫌な雰囲気にならず、笑って言い合える関係性が良いと思います。」

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「モリタに勤めてよかったなー」という内容でもよければ、有給休暇が取りやすいのは、ありがたいです。仕事のやりくりさえちゃんとできていれば、自由に取得できます。勝手にリフレッシュ休暇を作ったり、旅行に出かけたりできて、私生活も楽しめます。もちろん、周りの仲間と相談し、気配りを忘れずに!ですが…(笑)

副業許可もありがたいです。私は個人で箱を企画・製作してイベントなどで販売させてもらっています。モリタで培った知識や技術があったうえでの活動なので、申請するときは恐る恐るでしたが、快く承諾してくれました。今後、活動の幅を広げ、新たな知識と技術を獲得して、モリタでの仕事に生かせればと思います。

外部のいろいろな研修や、展示会、イベントなどに参加させてもらえる所もが良いところです。工場にひきこもっていると、考えがこりかたまってしまいがちですが、外の方と交流することで、良い学びと刺激になっています。工場員なのに場違いじゃないかな?って感じることもありますが(笑)

  ー逆に、このお仕事で大変なことは?

年末に向けた繁忙期が、一番大変ですね。

お歳暮、クリスマス、お正月……と、化粧箱を使うイベントが目白押しなので、工場としては一番忙しい時期です。

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大事なイベント用の大事な箱を任せてくださっているのは、とてもありがたいです。

  ーこのお仕事のやりがい、嬉しかったことはなんですか?

何度もリピートで箱を発注してくださるお客様から、メールで

「いつもとても素敵に仕上げていただいて、ありがとうございます」

とお伝えいただけたときが、とても嬉しかったです。

あとは、社長が次々と新しいことを始めるのも面白いです。箱の展覧会を開いたり、自社製品として紙雑貨を作ったり、イベントで販売したり。有名雑貨店に自分たちが作った箱が並んでいたのを見た時は、嬉しかったな…!

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私たちは直接お客様とお会いすることがありませんが、「箱プランナー(営業)」さんがお打ち合わせの中で聞いてきてくれた想いや要望などを汲み取り、丁寧に作った結果、感謝のお言葉をいただけるのは、作り手としてやりがいを感じる瞬間です。

日々の業務に追われていると、ただただ作業の繰り返しで、作業を完了させること、納期に間に合わせることが目的になりがちな工場です。そこにお客様の声を届けてもらえることで、大切なことを思い出すことできます。

新しい箱プランナーさんが仲間に加わってくださった暁には、足繁く工場に通って、感謝の言葉に限らず、お客様の声をたくさん聞かせてくれるといいなと思います。

なんのための箱なのか、誰のための箱なのかを知ることができると、私たち作り手も大変やりがいをもって、作業に当たることができます。

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