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【1分記事】消費者のマインドシフトとデザイン経営

デザイン経営について調べてみたが、
「ん?産業競争力の源泉になるってどうこと?」
って思われた方にご覧いただきたい記事です。

戦略デザイナーの森田です。
中小企業のデザイン経営について執筆した論文(2021)を、
分かりやすい言葉で、誰でも理解できる内容にまとめ直しています。
森田昌希プロフィールついてはこちら


●コト消費

モノを消費する時代から
コトを消費する時代へ転換した
と言われています。

「技術力の高さを伝えるだけでは消費者の購買意欲は湧きませんし、他社との差別化も難しくなります。商品やサービスに消費者が求める付加価値を与えて“選びたくなる理由”を作り出す必要があります」

(「経営とデザインのかけ算」,尾崎,2020,p.21.)

市場の“選びたくなる理由”が
機能的価値から情緒的価値にシフトした
ことは、

論理的思考で導かれた企業の意思決定と
市場が結びつかなくなった
と考えられています。

●経営のマインドシフト

消費者のマインドシフトに合わせて経営のマインドシフトが必要になることはお分かりいただけたと思います。

論理的な意思決定ではなく、
哲学、倫理、真善美、アート思考、デザイン思考といった
定性的な意思決定基準を採用していく必要があります。

そこでデザイン経営に白羽の矢が立ったと言われています。


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