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夫婦・カップルのコミュニケーションに使える性格診断「エニアグラム」

こんにちは、夫の方です。
本日は、夫婦やカップルでのコミュニケーション改善についての話題です。性格診断のひとつである「エニアグラム」がとにかく活用できるので紹介していきます。
夫婦やカップルに限らないですが、他人とうまくコミュニケーションとるのって難しいですよね?意見が食い違ったり、考え方やスタンスが違くてストレスがたまってしまったりいろんな場面であります。エニアグラムを使うと、その人がどんな人なのか?どんなコミュニケーションをとったらいいのか?これがわかってきます。

エニアグラムってなに?

エニアグラムは一言で言えば性格診断です。
エニアグラムの世界では、人間は9種類の本質があり、すべての人間はそのうちのひとつを持って生まれるとしています。90の質問にyes/noで答えると、自分がどの本質の人間かわかるものです。(時間にして10分程度でしょうか)

このエニアグラムが、ただの性格診断と違うところは、ただ単純にどういう性格/本質を持っていますということではなくて、人の思考の大元になっている考え方がわかるので、向いている職業や働き方、生き方、逆に向いていない生き方がみえてくる点です
また、相手のタイプが分かると、タイプ同士の相性やどうやってコミュニケーションをとったらいいかがわかります。後ほど実際の例を交えて解説します。

ちなみに、エニアグラム自体はネットでできますが、以下の本が解説も豊富なのでおすすめです。どのタイプであるか以上に、そこにどう向き合うかが大事なので書籍の購入をおすすめします。

ぼくと妻のタイプ

ぼくは、タイプ3で「成功を追い求める人
妻は、タイプ9で「調和と平和を願う人

タイプ3「成功を追い求める人」は、効率がいいことを好み、成功のために情熱を捧げる傾向があります。それゆえ、向上心があったり計画性がたかいなどの特性をもちます。
一方で、会社や組織の目標が自分自身の目標となってしまうこともあり、自分の感情に気づかなくなってしまったり、息抜きが下手だったり、疲れやすかったりします。

タイプ9「調和と平和を願う人」は、穏やかで寛大な心をもっており、自分のことも他人のことも信じる気持ちを持っています。それゆえに、周囲の人から信頼を得やすく話しかけやすい空気を作れる特性を持ちます。
一方で、調和を大事にするので、選択や決断することが苦手だったりします。決断してしまうことは、葛藤を生み割に合わないことがあるようです。

タイプの違いによる考え方のズレ

さて、このようなタイプの差があると、どんな違いが生まれるか例をあげてみます。

例えばご飯を食べる時間について会話しているとします。
タイプ3の思考からすると、なにか別の目的達成のためにきっちり時間配分を決めて動きたいと思います。ご飯を食べるのが1時間後だとしたら、その決められた1時間の間でなにか効率良くできることはないかと探して動きます。逆に1時間後にご飯を食べると思っているので、それが早まったり遅くなったりすると、テンポが狂ってしまったりします。

タイプ9の思考からすると、なにか明確に伝えられれいる目的があればそれに向けて動くが、そうではない場合にはおおよそ1時間後くらいであり、きっちり時間どおりであることは必須ではないようです。

買い物についての考え方も異なります。
タイプ3思考からは、欲しい物をもっとも効率的に手に入れるために行動プランを考えます。お店に入っても、欲しい物をすぐに見つけて早く帰る。そうすることで、他のことに時間を有効的に使うという発想です。
一方タイプ9というか、別の視点からでは、他の新しいものに出会う機会と捉えるので、欲しい物以外もいろいろ見たりします。その結果、新しいものを発見できたりしますが、とうぜん時間はかかります。

片方の考え方からみると、「なぜこの人は言っているのにできないの?」とか「わかってくれないの?」と思います。しかし、相手のタイプを知ることで、「どうしてその違いが生まれるか」よくわかってきます。
いままでもなんとなくわかっていたことでも、言葉になって明確にわかってきます。

一例ではありますが、このような認識の違いは日常茶飯事にあるものです。円滑にコミュニケーションとっていくためにも、相手の行動原理を知ることは非常に役立ちます。

まとめ

このタイプは、どのタイプが良いとか悪いものではありません。また、そのタイプだからといって、欠点を克服できないわけでもありません。ただ、その人の持つ、先天的な特性を理解することで、もっとすばらしい選択ができるようになるものです。
たとえるならば、運動神経がもともといい、ピアノが得意、おしゃべり、こういった人が持つ特徴と同じレベルかなあと思っています。

ぜひ、夫婦やカップルでお互いにこのエニアグラムをやってみると、コミュニケーションが取りやすくなることは間違いないです。

人はみんなちがっていいのです。
ではよいライフを。


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