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人生第4章 子育てが一段落ついて

今年の4月に娘が社会人となって私のいわゆる子育ては一段落した。

一段落して改めて気づいたことがある。

4月から昨日までを振り返ると、何て自分のことを楽しんだか
そして、それを楽しむまでの妊娠から今年の3月までどれだけの責任と緊張で暮らしていたか!

自分のことをしっかり楽しんでつくづくわかった。
ここまで人を育てる責任と緊張の中で暮らしていたと。

用心深いビビりな私は、万が一のことを考えると、子どもたち以外の出費、しかも自分が楽しむための出費は考えられなかった。

さらにもっと大きく感じていたのが、自分が楽しむ時間で子どもたちの時間が疎かになってしまうんじゃないかという恐怖。

自分に時間を使っているうちに、子どもたちが機会損失してしまうんじゃないか、そう考えると自分のためだけに時間を使うことに罪悪感が生まれてしまっていた。

よく親が自分の趣味などに子どもを連れて一緒に楽しむ図を見るけど、私は自分が楽しい=子どもたちも楽しいだろうにはなり得なかった。

違う人間だからね、子どもたちの楽しいを尊重しよう。

それがいつも第一だった。

そのことが子どもたちに伝わっているかいないかはわからない。
実際はビビりな自分への自己満足なのかもしれない。

ただ、何はともあれ、一段落つけることができた。

子育ての渦中にいる時も、一段落ついた直後にも気づかなかったが、今改めて自分を見つめると、私は明らかに子育ての責任と緊張という大きなベールの中に包まれていた。

そして、ついに、纏っていたベールが剥ぎ取られ解放された。

あまりの解放感に4月ひたすらやりたいことにどっぷり浸かって集中したので、どうやら充電完了になったようだ。

気づけば人生第4章。
これからの自分をどうするか。
未来はわからないからこそ、これまで作った自分という土台を信じて進みたい。



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