人生、転職、やり直しゲーム 第1章

【国家権力】

俺は、荷台から大きなツヅラを出して、
警察官の横に置いた。

俺は、警官の制服を漁った。
拳銃と警棒は、俺が使う。
誰のものでもないからだ。
ベルトごと外した。

ポケットに携帯電話がある。
GPS機能がついていたら困るので、
これも取り出した。

俺は警官から、制服を剥ぎ取り、
身につけた。
バックミラーで見ると、
なかなか似合う。
コスプレじゃなくて、本物だぞ。
拳銃や警棒まで本物だ。
拳銃…たまらん。

親父のパンツ1丁で長いムダ毛だらけの醜い死体を
ダンプに積んであったツヅラの1つに入れた。
重くて腰が砕けるかと思ったが、
頑張って持ち上げてダンプの荷台に積んだ。

女、子どもと重さが違う。
大人の男の処分は大変だ。
携帯電話は、コンビニのビニール袋に入れ、
ダンプのタイヤで踏み潰し、
死体の入ったツヅラに入れた。

俺が警官の死体処理をしている間に
暗くなってきた。
ダンプとパトカーの横を
ナンバープレートをガムテープで覆った
大型ダンプが、何台か通り過ぎた。

中間資材置き場から、
この先のモグリのやくざ経営の産業廃棄物処理場に
建設資材等を、
運ぶダンプ共だな?
儲かるだろうが違法行為だ。

面白い。
自我に捕らわれ、
カネ目当てで違法行為を繰り返す悪党どもめ!
俺はパトカーで産業廃棄物処理場に向かった。

【産業廃棄物処理場】に進む

【このゲームの取り扱い説明書を見る】に戻る
(始めからやり直す)

投げ銭大歓迎です。