負け方の極意①
ヤクルトスワローズや楽天ゴールデンイーグルスで監督を務められた野村克也さんが、「負け」や「失敗」をいかに今後の勝利や成功に繋げるかを記した一冊です。
野村監督と言えば、「勝ちに不思議の勝ちあり、負けに不思議の負けなし」という言葉が有名ですが、本書の中で「敗者の特権」として以下のものが挙げられています。
・頭を使い、知恵を絞る
・変わることを厭わない
当然、スポーツをする上で勝利することは重要な要素です。
ただ、勝者が変化を望むことは少なく、時として成長の妨げになってしまうこともあります。
その中で、敗者は追い込まれる分「どのようにしたら勝てるか」を考える必要に迫られ、自分自身の弱点や欠けている点に目を向けることが出来ます。
そういった意味では、失敗や負けを経験した人は変化を恐れない姿勢を持ちやすいのだと思います。
ただ、失敗して「もう駄目だ」という気持ちになってしまっては元も子もないので、そういった経験を活かそうという姿勢や気持ちは必要不可欠です。
最近はポジティブシンキングや長所を伸ばすといったような考え方もありますが、要はバランスが大事なのだと思います。
次回は後半部分の「負け・失敗をどのように活かすか」についてまとめていきます。
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