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トイレから海外博士課程へのキャリア形成

你好呀,もりおです。

中国人民大学修士課程2年目になりました。
そろそろ進路を決めなければなりません。
同級生の就職先は、
アリババ
ファーウェイ
P&G
銀行
コンサル
証券会社
などなど大手ばかり。

さて、私はなにをするかなとぼーっと2週間ほど前から考え始めておりました。

出た答えは博士課程への進学でした。
まさか大学3年生まで勉強を全くしていなかった私が博士課程に進みたいと思うなんてね。しかも海外で。

私が大学3年生の時にインターンシップ活動が始まり、特に好きな会社もなかった。行きたい業界もなかった。
その時に行ってもイイかなと思った会社がTOTOなどのトイレ関係の会社。笑
そこからどんどん変化していき、結局中国のビジネススクールで貿易経済学などを勉強し、また修士2年生になった今進路を考え、

結局今の進路は博士課程への進学である。

以前やりたかったこととは全く違う。

でもなんとなくこっちかなという道を選んだのだ。

大学院の修士課程の卒業要求でインターンシップがあり、
中国の音楽会社でインターンをしたが、なんだかやりたいこととは違うような気がしたのだ。不思議なことに。

あれだけ好きだった音楽が、音楽に関係する仕事に就いた途端、なんかそうじゃないんだよな、と思うようになってしまった。


音楽の会社の中にも、いろいろなパターンの人がいる。
もちろん好きな音楽のジャンルも違えば、音楽が好きじゃない人だって仕事をしている。
皆がみんな音楽に全力を注ぎ、音楽の発展に寄与しようとか、売れないバンドが売れるようにプロモーションしようとか、そういう熱意のある人たちばかりが仕事しているわけではないのだ。
これは、音楽の企業に関わらず、どの企業でもそうだ。生活のために仕事をしている人は山ほどいる。
そことのギャップに萎え、音楽のことが嫌いになるのなら、音楽のことで悩むのなら、出勤が嫌になるのなら、音楽は趣味のままでとどめておいたほうがいいのだというのが最終的な私の決断だ。

相変わらず音楽が好きなのは変わらず、音楽を仕事にしてみたい気持ちも変わらず、あえて博士課程を選んだ。

好きなことを仕事にしてる人を知っているが、好きなことを目の前にしても仕事の愚痴ばかりだ。
私はそんな人になりたいわけではないんだと思う。
純粋に音楽を楽しみたいのだと思う。
音楽を仕事にして、だれが仕事ができないとか、言いたくない。
仕事をするということは自分だけの力ではできないのだ。
自分のこだわりを通すだけでは出来ないことだって山ほどあるのだ。
出来ない人を否定するだけでは仕事はできないのだ。

でも、頭がよくなったらインディーズバンドが売れるようなビジネスモデル作りたいね。売れてもいいはずのバンドはどこの国にもどのジャンルにもたくさん存在するのだから。

でも、もうトイレを売る仕事にはつきません笑

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