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わたしの日記 「葉っぱと日常」

寝ぼけた部屋に風が入る。夜に少し開けておいた窓からやって来た朝は、うすいパジャマで過ごすには肌寒い。

朝と言っても10時を回っている。前日のお酒がだるさとむくみを残して去ったらしく、私はまだ半分くらい夢の中にいる。布団を首元まで引き上げて、しばらく面白くない天井を眺める。

さあ、今日は何をしようか。

窓から差す光の感じとカーテンの透け具合から、今日は晴れている気がする。こういう気持ちがいい日には太陽を浴びて光って見える緑の葉っぱを眺めて過ごしたい。

それと、ワンピースでもスカートでも何でもいいんだけれど、とにかくひらひらした洋服を着て過ごしたい。これは、ただ自分の気分を上げていたいだけ。

のそのそと寝返りをうってから、漠然と、今日は良い日にするよ、と天井に誓ってみたりする。「良い日」って表現は曖昧だから嫌いじゃない。

・・・

仕事がない朝は大抵こんなふうに始まる。

朝になれば忘れてしまうような約束を反芻した夜が嘘みたいになくなっていることもあるし、そんな夜を阿呆みたいに引きずっていることもある。自分でもよく分からないけれど、いろんな朝がやって来る。

毎日しあわせを感じなくたって別にいい。たまに良い日があればそれでいい。緑の葉っぱはきっと明日も太陽を浴びて光って揺れるし。



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あたまのネジが何個か抜けちゃったので、ホームセンターで調達したいです。