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端から端まで目を通す読書も良いものですよ。

「情報断食/鈴木七沖」を読んだ。

情報断食とは「意識を自分に向ける」ための手段。

本の要約は今日もしない。
読んで感じたことを書こうと思う。

◎作者の経験談とかのほうが最近面白かったりする

本の内容の肝になる部分を読むことよりも、その結論を出すまでに至った筆者の経験談のほうに最近惹かれることが多い。

効率を上げるために、ポイントとなる部分をピックアップしながら本を読む時期もあったが、どうもしっくりこなかった。

本を端から端まで読み切ろうとするから、読書が継続できないと思って、YouTubeなんかで、正しい読書の仕方~なんて動画を眺めて真似することもあった。

それでも、読むことが続かなかったのは
読む必要性を本当に感じていなかったことや、読むことを継続する環境づくりに欠けていたからだった。

そこが整ってきた今。頑張って読書することはなくなったし、楽しく継続できている。

端から端まで読む読書の仕方でも難なく続けられている。

そして、やっぱり最初から最後まで目を通すことが、自分の読書の仕方としてしっくりくるみたいだ。要点だけに目を通すのではなく、前書きや具体例や、経験談全て読むのだ。

こうすると、筆者の言いたい結論が、いかにして生まれたのか、どのような過程を経てこの結論にたどり着いたのかを知れるし、想像を膨らませたり、自分の経験と照らし合わせたりすることができる。これが自分にとって満足ホルモン的なものを分泌させるようだ。

テーマが似ている本だったりすると、似たような結論を書いている本はよくある。(もちろん若干のニュアンスは変わってくるが。)

ただ、結論は一緒でも、体験談や例の用い方は筆者によってさまざまで、各々のカラーがある。

ここに、魅力を感じるのだ。
似たような結論を出した人でも、通ってきた道は様々で感じたことも様々で、だとしたら自分はどうだろう?育ってきた環境、境遇すべてが違うこの人と、同じ結論を出すことになるのだろうか。はたまた全く違う答えが出てくるのだろうか。なんて感じで自分のなかの想像を膨らませ、自分の中の哲学的なところを深めて対話することが、どうやら好きなようである。

◎本は面白い。僕はこれにお金を払うことにワクワクする。

結論、僕は本が好きだ。

だから、喜んでこれからも課金していくことにする。

でも、ただの課金では終わらせない。

1000円の本であれば、1000円分の文をただ読んで満足するだけではなく、本を読んで考えを膨らませてワクワクし満足度高めていきつつ、時には人に本の内容を伝えてみたりしながら。
1000円の本を自分の中で100円、200円と価値づけしていきながら、様々な筆者の考えをありがたく吸収させていただきつつ、自分の言葉に、自分の思考に、自分の経験に変えさせていただく。




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