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流しそうめんを一からやってみた(3)<竹取編>

前回、竹取の準備ができたので今回は竹取についていくつか説明します。間違いだらけで悲しみが多かったのですが、そこからの学びなどを書いてます。トレースすると同じ悲しみに陥ります。
note書くつもりなかったので、写真とか少なめですみません。

今回お世話になったのは千葉県の竹林さん

千葉県のとある竹林で許可を得て竹をいただきました。
*どこかわかっても竹取はしにいかないでください。

竹の選定

やはり青くまっすぐなものが良いです。
適当になりがちなのが太さ。太さは20 cmもあるとだいぶ大物感があります。あとで竹を割るときにナタを使って割ることを考慮し、ナタの刃渡りの8割くらいの直径が限界です。
ナタを木槌で叩いて割っていくのですが、ナタの先端と根本を交互に叩かないといけないので、木槌が当たるスペースを少しずつ残せるくらいの太さの竹を取ります。

竹の伐採

切るときは節のちょっと下を切ります。
竹は切り口から枯れ始めます。しかし、節から先に枯れが侵食するには時間がかかります。
*下の画像だとちょっと節から離れすぎです。

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ノコギリはストロークをいっぱいに使って切ります。小さく引いてもなかなか進まないと思います。
真ん中を超えたあたりからノコギリが竹に挟まれてきつくなってきます。そうしたら竹の切り口を開く方向に力をかけて切ると簡単に切れます。
二人いると手伝ってもらえるので楽です。

竹を倒す

竹は上の方がふさふさなので、切ったところで自然と倒れてくれるわけではありません。根元を持ってダッシュします。
竹のてっぺんが切り株のところに落ちる感じになります。
*動画あるのですが上げ方わからないので、そのうちわかったら上げます。

枝打ち

上の方を使う場合は枝打ちをします。
私は今回やっていませんが、枝をナタでバシバシ叩き折っていきます。
枝の根本のところを斜めの枝に対して垂直にナタを打ちます。時間がたつときつくなるので勢いでやります。

切り株の処理

切り株に切れ目を入れてあげます。
切れ目を入れることで速く腐るため、他の竹の成長を邪魔しません。
切り口にナタでV字にいれればOK。
*下の画像はつける前のものです。

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長さを整える

あとは車に乗るギリギリの長さにするだけです。節を意識して切るといいと思います。
長さを測る紐か何かを用意しておくと便利かもしれません。私は手をいっぱいに広げたのの1.3~1.5倍くらいを目安に切りました。

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その結果、前に飛び出ることに。。。
さすがにミラーのところは危ないので、悲しみにくれながら長さを調整しました。ちょうど節のところでなく切ってしまったものが多かったので、節まで切ったらどうにか後部座席に収まりました。

運搬の注意

竹の中は水でちゃぷちゃぷです。上記の写真のようにしてると切り口から水がたぽたぽ出てきます。ブルーシートなどで養生した方がいいです。
荷室が濡れて悲しみでした。

保管

私は写真のように外にほっぽらかしましたが大失敗でした。
日が当たったところから乾いていき、1週間もすると20歳くらいの竹が70歳くらいまで歳を召されました。悲しみです。
きちんと調べたわけではないのですが、ブルーシートなどでくるんで養生し、適度に水分を与えると良いと思います。あまりべちゃべちゃにすると今度はカビの恐れがあるのでほどほどに。
もしくは、取ってすぐに流しそうめんするかです。
*調べたのですが、業者さんは薬を使って青さを保つらしいです。

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以上で竹取編終わりです。

・・・次回は組立編を書きます。

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