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流しそうめんを一からやってみた(4)<組立編>

前回、竹取りに行って保存するところまで説明しました。今回は組立てについて説明します。

道具

ナタ
木づち(または、金づち+あて木)
ノミ(なるべく径が大きいものが良い)
金づち
麻ひも
ハサミまたはナイフ
軍手
ノコギリ

長さ調整

流しそうめんの経路に合わせて、どの竹をどの長さで使うか構想します。
ここで、腐った部分を除去します。
太さはだんだん太くなる方があとで組みやすいです。

竹割り

ナタと木づちでトントンして割ります。
ナタの先端と根本を交互に叩いて、竹に対して垂直になるように注意します。以上。

節抜き

ノミを金づちで叩いて節を抜きます。少しえぐるぐらいがちょうどいいです。
ここで水を流して水の流れを確認します。

脚、台

脚立やバケツなど、使えるものはなんでも使って組むと簡単です。
今回は余った竹を4等分して三脚を作りました。

<麻ひもを切る>
両手いっぱいくらいの長さがあれば十分です。

<巻き結び>
最初と最後に下図のように巻き結びをします。
両端をひっぱる力に強い結び方です。結ぶときは図のように広げながら結び、最後に隙間をなくすように詰めるとやりやすいと思います。

巻き結び

<じぐざぐ巻く>
下図のように3本の竹の間をジグザグと巻いていきます。
なるべく緩まないようにするのと、横から見たときに隙間なく積みあがっていくようにすると良いです。
なので、下から上に巻いていくのがおすすめです。
図の左下と右上は巻き結び。

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<割りを入れる>
下図の太線のように割を入れます。
関節を作るイメージです。これが緩くてもゆるゆるになってしまうので、しっかり割りを入れます。

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<開く>
特に図は示しませんが、ねじるように開くと三脚ができあがります。

あとは割った竹を上に載せるだけで完成です。

余った竹を器にしたり、風情を楽しみましょう。

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流しそうめんを一からやってみたは以上です。
ご覧いただきありがとうございました。
夏の風物詩を楽しんでください。

組み方のTipsやその他の要素についてもそのうち記載します。
反省:来年はもっと写真撮っておきます。

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