見出し画像

小説を通じて世界の見方を知る

『読書人カレッジ2021 -大学生のための本の講座-』
読書人編集部:編 
大学生のためのと書かれていますが、内容が気になり手に取りました。
8名の講師が、本の選び方や読み方に悩む大学生に向けて行った講義がまとめられています。なんのために本を読むのか、積ん読ばかり増えて読むスピードが一向に上がらなくて悩む大学生など、その悩みわかります!と思わず共感するものもあり、それに対する講師陣の回答も良かったです。中でも積ん読に関する奥野克己さんの回答が嬉しかったです。

-積ん読とは、時間があるときに心が動いたら読む習慣。
何を読むべきかを考えるよりも前に、心動いた本をためておいて、読める時に端から読んでいく。-

ストレスが溜まると本をガーっと買ってしまうので、積ん読がどんどん溜まることが悩みでした。ただ、欲しい本リストに沿って購入しているので、どの本も心動いて欲しいと思っている本に変わりなく…でも読むの遅いしなぁと悶々としていた悩みがスッキリしました。あまり増えすぎるのも考えものですが、心動いた本は今後も積ん読になったとしても購入したいと思います。

○今日の好きな言葉
-本を読むことは、たくさんの人の人生を経験するということです。そして、どういう解釈をして、自分がどう生きるかを考え直す作業でもあります。-佐々涼子

この記事が参加している募集

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?