毎日がほとんどネコのこと

『ほとんどネコのこと 岩合さんの月曜日』 
岩合光昭:著 岩合眞知:構成・撮影 クレヴィス

動物写真家 岩合光昭さんのフォトエッセイ。
コロナで海外での撮影はおろか、日本での仕事も困難になった岩合さんが、毎週月曜日にごはんを作りツイッターへ投稿。岩合さんの日常が垣間みえるエッセイ集です。

最強のアシスタントとして、岩合さん宅のネコも2匹登場します。玉三郎ちゃんと智太郎ちゃん。ごはん作りのお手伝いに来るのですが、とっても可愛い。岩合さんが料理する横で見守っているのですが、その姿にほっこりします。
岩合さんの写真集やテレビを見ていて毎回思うのですが、ネコとの撮影の際、ネコが逃げずむしろネコから岩合さんへ近寄っていくところが、毎回すごいなぁと感じます。特に野良猫は警戒心が強いだろうに、世界ネコ歩きでも仲良く撮影していて、岩合さんからネコをメロメロにするフェロモンが出ているのか…?と毎度思ってしまいます。自分がネコでも岩合さんにメロメロになりそう。

*岩合光昭(いわごう みつあき)
1950年東京生まれ。動物写真家。
「ナショナルジオグラフィック」誌の表紙を2度も飾るなど、世界的に高く評価されている。ライフワークともいえるネコの撮影に力を入れ、NHK BSプレミアム『岩合光昭の世界ネコ歩き』が好評で今も放送されている。著書に『ねこ』『岩合さんちのネコ兄弟』『PANTANAL』『どうぶつ家族』など多数刊行している。
映画『ねことじいちゃん』『劇場版 岩合光昭の世界ネコ歩き あるがままに、水と大地のネコ家族』で監督をつとめる。

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