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#027 「不安」を感じる あなたへ

「不安」を感じていることは悪いこと。
そう思われがちですが実はそうではありません。
その理由についてご説明していきたいと思います。


どんなときに不安を感じるか?

皆さんが不安を感じるとき、下記のような場面ではないでしょうか?
・初めてのこと
初めての場所、初めての経験、初対面の人と会う など

・力を入れていること
試合で勝てるのか、試験の結果、仕事のプレゼン など

・今までと変化があること
環境が変わる、メンバーや自分の入退団 など

だいたい上記の3パターンに分かれるのではないでしょうか?

不安を感じる理由と副反応

「うまくいかせたい」「成功させたい」「失敗したくない」など
私たちは誰しも失敗を恐れ、不安を感じます。
失敗はメンタル的・脳にも、とても大きなストレスになります。

ストレスを味わいたくないために「不安」でワンクッション置いて防御しているような感じですね。

不安を感じたとき、私たちは身体的・メンタル的に副反応があります。
・身体や心が縮こまる
・気分が落ち込む
・同じ思考の繰り返し
・避けようとする
・チャレンジ、行動できない など

不安を不安のままで放置することはオススメできません。
何か対応策を取りたいですよね。


不安を解消するために

はっきり言うと、「不安」はきれいサッパリ解消することはありません。
しかしながら、減らしていくことができます。

冒頭で、不安を感じるのは悪いことではない、とお伝えしましたね。

本当は不安を感じているのに、
「不安を感じていない」「気のせい」「考え過ぎ」…と不安を否定するのが一番よくありません。それではずっと不安に囚われることになります。

『私はいま、不安を感じている。』
その自覚ができている時点で第1段階はOKなんです!

自覚することから、何事もスタートします。
不安を減らしていくのも、自覚することがスタートです。
(まずは自分自身の感情を認知することから始めてください)

不安を減らすワーク(紙に書き出してみよう)

①不安を感じていることを自覚する。
不安=悪い、と考えているならば、不安=悪くないと思考を変える。

②どうして自分は不安に感じているのか、その原因を特定する。
・頼りにしていたメンバーが退団するから?
・プレッシャーを感じているから? など

③その特定した「不安の原因」を持ち続けていたらどうなりますか?
持ち続けて解消しますか?減りますか?

④「不安の原因」を減らすために何ができますか?←ここかなり重要


不安がなくなるのは危険

不安は決して悪いものではありませんが、バランスは大事です。
不安を感じなければどうなりますか?
過信・慢心・盲信・楽観的すぎる、注意散漫に繋がります。

不安を感じるから、それを減らすために努力することができるんですね。
(不安だから練習する、不安だから確認する、不安だから相談する…)

不安を感じすぎるのも、感じなさすぎるのも良くないんですよね。


もし、「あれ、なんかモヤモヤする」と感じたときには、ご紹介したワークを行ってみてください。その正体は不安かもしれません。

思考の整理にもなりますので、ぜひ書き出してみてください。
以前の記事でも、書くこと(ジャーナリング)についてご紹介しています。

ワークでモヤモヤが解決しない、思考が整理できない場合はコーチングでお手伝いさせていただくこともできます。
まずは、体験コーチングでご体験ください。


今日もお読みいただき、ありがとうございます。

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