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『Play to Earnは貧困の解決手段?スカラーシップとWeb3ウォッシュの問題』~【新しいWeb3ビジネスのアイディアのタネ】・Web3ニュース2022.5.27

今日は「Play to Earnは貧困の解決手段?スカラーシップとWeb3ウォッシュの問題」に注目!
・遊んで稼げるだけじゃない、世界の誰かを助けられる「web3ゲーム」の可能性
・スカラーシップは資本家と労働者の搾取構造?
・Web3の革命性はこっちじゃない、と信じたい。

後半
・Discord男子の半数以上が利用 東京工科大1年生調査
・Uniswap v3がポルカドットに、マルチチェーン戦略が進行


おつかれさまです。モリプトタツヤです。

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■トップニュース

稼ぐだけでなく、世界中の困った誰かを助けることができる。スカラーシップ制度は持続可能な社会・経済活動に寄与する仕組みだと思っています。

↑DEAさんを批判する意図はありません。
P2Eやスカラーシップ全般について
気になっていることがあります。

P2Eスカラーシップで世界の貧困を解決
はどこまで本気なのか?

資本家と労働者の地位をそのまま
ネットに持ち込む
Web3らしくないソリューション
なのではないか。

今回はそんなことを徒然考えます。

Play to Earnという言葉は衝撃でした。
ゲームして暮らしていける。
マジかと。

実際にフィリピンではAxie Infinityで
生活している人が登場し、
マジかと。
これがWeb3かと。

しかし今はやっぱり違うなと感じています。
今の資本主義・株式会社の構造を
そのまま持ち込んだだけなのは
Web2.0のカウンターカルチャーで生まれた
Web3の思想性とは相反するのではないかと。


SDGsウォッシュなんて言葉がありますが、
スカラーシップも
Web3ウォッシュで善イメージを借りた
資本家と労働者の搾取構造

なのではないか。
それを運営者も投資家もわかってやってる
のではないか。

そして
Play to Earn(ゲームすると稼げる)
の向こう側
Play for Earn(稼ぐためにゲームする)
に事実上なっているからには
ゲームそのものが社会活動として
生産的な価値を生み出す内容であるべき

なのではないか。

投資資金を投じること、
労働者が時間を費やすこと、
その両方が社会的価値を生み出すこと
でなければいずれ消えてしまいます。

生活基盤を提供するつもりなら
ある程度の永続性が必要ですが、
運営者にはもともとそんなつもりはなく、
プレイヤーも今稼げるからやる、に過ぎない
貧困問題の解決は本気じゃない
のではないかと。


Play to Earnが悪いわけじゃないのです。
そういうゲーム形態があっていい。

新型コロナで仕事がなくなってしまった人がゲームを発見して稼ぐことができて助かった、生活必需品を買うことができるようになった、子どもの学費を払えるようになった、といったようなストーリーが次々と生まれています。

Axie Infinityのおかげで
本当に助かった人がいるのも事実です。

ただ、ゲーム軸のスカラーシップで
貧困を減らすというコンセプトを謳うことは
もし仮に本当にその国から貧困がなくなる
レベルで普及してしまうと労働人口が不足
するし、
ゲーム自体が何か生み出していないと
ブーム終焉まで一時的な報酬を得るだけ
のWeb3ウォッシュでしかない。

なんなら一番儲かるのは胴元の
プラットフォーマーだと
Web3っぽくない。


つまり今のスカラーシップは
本気で貧困の解決を目的にはしていない
欺瞞のにおいがする

のです。

過渡期の今だからいろんなトライがされ、
時間の流れの中で改善されていく
のか、
やはり営利を追求するのがサガなのか。
Web3時代の革命性はこんなもんなのか。
いや、そんなもんじゃないと思うのです。
そう信じたいだけなのかもしれませんが。


■NFT関連

中国では新型コロナウイルスの感染拡大中、インターネット検閲機関がソーシャルメディアからコンテンツを消去する取り組みを強化した。これを受け、ウェブユーザーは画像や動画、音声、ソーシャルメディアの投稿をブロックチェーン(分散型台帳)上に保存して削除を防ぐ方法として、NFTに注目するようになった。

↑なるほど、消せない・改ざんできない
というNFTの特徴をジャーナリズムに
使うという例。

↑所有しているNFT画像をウォレット
接続で確認したうえでTシャツなどに
プリントするサービス。
なんかモヤっとします。

権利処理さえできていれば
必ずしもNFTである必要性がないこと、
NFTでも二次利用していいかどうかは
作品によること、
逆にCC0の作品なら所有者でなくても
二次利用が自由であること、
CC0ではない場合、フィジカル化して
販売したら作者に収益が戻らないこと。

などなど
ウォレット内のNFTを印刷するという
ユースケース説明だけだと
NFTの誤解を広げかねないなと感じます。

正しく使えばファンを広げる効果、
連帯アイコンをフィジカル世界でも、
という効果を狙えるやり方
ではありますが。。。


■メタバース・VR/AR関連

↑Robloxかな?
ユーザーがちゃんとたくさんいるなら
広告も成立する。
効果測定のログはどのくらい取れる?


■Web3全般

ニューヨークのマディソン・アベニューとカリフォルニアのビバリーヒルズにあるバレンシアガの店舗で仮想通貨決済を導入。対応する銘柄は、ビットコイン(BTC)イーサリアム(ETH)の2種類だという。
また、仮想通貨決済のほか、同社はメタバース事業も進めていることは明らかになっていた。


■Discord

4位のTikTok、5位のDiscordは、ここ数年で利用率が急上昇している。

↑Discordの用途は何だろう?
オンラインゲームのチャットやギルド
ではよく使われるからゲームかな?


■テラ大暴落


■ファンド・資金調達


■チェーン・コイン関連


■投資関連

そのクリプト「業界」で、誰が一番収益を上げている?
(インタビュアー) 取引所だ
(リチャード) その通り。


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