やりたいこととできることの折り合いのつけ方

転職をする際に、やりたいことがあるから転職をするという人がいると思います。

私も今年の3月に転職をしたときには、やりたいことがあって転職をしました。

自分はこうなっていきたいという思いがあって、それに向けてやりたいことを軸に転職をしました。

ですが、結果的にそれは「できること」ではなかったので
成果を出すことができずに、部署異動となってしまいました。

このように「やりたいこと」と「できること」の折り合いをつけることがなかなか気持ちの面で整理ができずにいました。

ですがあれから5か月ほど経って、思い返してみると
新たな発見もありました。

今日はそのようなやりたいこととできることの折り合いのつけ方について、個人の経験をもとに書いていきます。

結論:30歳以降であれば、やりたいことは副業でやろう

理由は2つあります。

まず20代であれば、やりたいことを軸に転職をすることは可能かと思います。

なぜならポテンシャル採用ということで20代は採用されやすいからです。

逆に30代を超えてしまうとポテンシャルでの採用枠はグッと狭くなってしまいます。

また、運よく採用されたとしても30代以降は即戦力として求められてしまうので、成果を出さないと最悪私のように外されてしまう可能性が高いです。

次に、会社員は基本的には労働を対価としています。

なので基本的には自分の能力を活かす働きのほうが会社に貢献しやすい、という点があります。

やりたいことが自分のできることを活かしてできるものなのであればいいのですが、そうではないこともあるかと思います。

私の場合はエンジニアの立場から、デジタル推進/デジタルマーケティングやデータサイエンティストの分野にいったので

仕事の進め方も違えば、もちろん求められるスキルも全然違ったので
苦労しましたし、当初全然成果をだせず、打ち合わせもちんぷんかんぷんでほとんど発言もできていませんでした。

なので労働力を対価にできないうちは、本業でやりたいことを実現するのはなかなかに難しいですし、アウトプットを求められる状況は結構つらいです。。

なので、個人的な結論としてはやりたいことは副業として始めるのが良いかと思います。

副業としてであれば、自分自身の責任で進められますし、そこで何かしらの成果を出すことができればそれをもとに転職をすることも可能になります。

例えばブログなどでデジタル推進の記事まとめを作成して情報発信を続けたり、勉強会などで積極的に登壇をしたりすることで、徐々に実績をつけていくこともできるかと思います。

それを収益化できるところまでいければ、採用をしたいという企業の幅も広がってきます。

選択肢はなにも本業だけではありません

人によって職業観で何を大事にするのか、というのは千差万別です。

当然やりたいことを本業としてできるのであれば、それがいいのかもしれませんが

例えば、本業では「安定した収入」を基盤として、副業では「やりたいこと」を追求していく。

そんな働き方がこれからの時代のスタンダードになるんじゃないかな、と思っています。

以下の本は最近読んで副業の考え方について、いろいろ学んだのでお勧めです。




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