深く考えることが苦手な人におすすめな思考法
私はよく「深く物事を考えろ」とか「考えが浅い」といわれることがあります。
頭の中では考えているのは確かなのですが、深さがない。
そもそも深く考えるってどういうこと?
それがよくわかっていないので、うんうん考えているつもりでも周りから見たら思考が深まっていないようにとられるし、実際思考が深まってはいない。
いったいどうやったら思考が深くなるんだ?と考えていろいろ実践していく中で、いくつかためになったことがあったので、今日はその方法について書いていきます。
ロジカルに考える
はい、でました。ロジカルシンキング
この言葉を聞くだけで拒否反応がでてしまうのは自分だけではないはず(笑)
でも深く考える、ってことは結局ロジカルシンキングが重要なんですよね。
分かってはいるんですけど、、、
でもここでは難しいことは書きません。
ロジカルシンキングのメソッドを知りたい人は、もっと詳しく書いてくれている記事だったり、本だったりがたくさんあるのでそちらを参考にしてもらえればと思います。
私が手っ取り早くロジカルシンキング的なことをするために実践していることは
・紙に書きだす
・なぜなぜ分析をしていく
です。
紙に書きだすのは、本当に殴り書きの場合もありますし
以前紹介した1分間メモ書きでひとつのテーマについて1分で思いつくことを書いていく、というトレーニングをしたりしています。
それと併せて実施することとして、なぜなぜ分析があります。
なぜなぜ分析は5回まで
会社などでやったことある人いるかと思いますが
ある事象に対して、「それはなぜ」を繰り返し掘り下げていくやつです。
いわゆるロジカルツリー的な感じで、深く掘り下げて考えていくことができますし、そのツリーをもとにいろんな意見を取り入れることもできるので
思考を深めるためには結構有効な方法です。
ですが、気を付けたいのはなぜなぜ分析の掘り下げるレベルです。
文字通り「なぜ」「なぜ」を繰り返して掘り下げていくのですが、あまり掘り下げすぎると行きつく先は、
「自分が無能だから」とか「この会社がクソだから」とか何の生産性も生まない考えに行きついてしまう可能性があります。
掘り下げすぎに気を付けて、建設的な答えが見つかるような掘り下げをしていくことを意識しましょう。
そもそもどういうことだっけ
普段の会話の中でも考えを深めるためにおすすめな考え方があります。
それが「そもそもどういうことだっけ」と考えることです。
表面的な内容だけ聞き取っても、結局表面的なものしか理解できません。
結局それはどういうことなのか?
その意味を理解することが大事なんです。
一言一句正確に聞き取って、全部把握するなんてのはなかなかできる芸当ではありませんし、それをできるようにする努力よりも、結論を理解する力のほうがはるかに重要です。
なので人の話を聞いていたり、打ち合わせのなかでも
「それってそもそもどういうことなんだっけ」ということを考えることで全体像も把握できるし、要点も把握できるようになっていきます。
最初の内はむずかしいかもしれませんが、これも経験積めばできるようになります。
むしろ最初の内は相手にそのまんま聞いちゃいましょう。
「それってそもそもどういうことなんだっけ」と。
人によっては怒られるかもしれないけれど、それは別に自分が悪いわけではないし、理解しようとする姿勢に対してとやかく言ってくる人は大抵自分自身のことしか考えていません。
気にせずどんどん聞いちゃいましょう。
まとめ
深く考える思考を身に着けるのは一朝一夕で身につくものではないです。
ですが、ちょっとした意識だけでもずいぶん変わってくるものだと実感しました。
「紙に書きだして整理する」
「そもそもどういうことだっけ」
という視点で考えていくようにすると、自然と考えが深まっていくようになっていきます。
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