VUCA時代の学び方

正しい努力の仕方、というものは存在すると思います。

例えば走り方一つとっても、速く走る方法や速く走るようになるための正しいトレーニング方法は確立されています。

勉強の仕方一つとっても、いろんな方法が溢れているなかでこれが正解だ、というものはいくつもあります。

そんな正解で溢れている世の中では、誰もが成功するんじゃないか?

と言われると、実際はそうはなっていないですよね。

今日はVUCAと呼ばれる時代に正解はあるのにうまくいっていない現状について書いていこうと思います。

まずはキッチリとした型を学ぶ

日本人の特徴として多いのが、いきなり自由を与えられると

何をしていいのか分からなくなる、という人が多いと思います。

「自由な発想で」とか言われても全然イメージできない。

自分もそうです。いきなりそんなこと言われてもなぁ、という感じで、、、

結論から言うと、人は何かしらの制約を与えられることから自由な発想が生まれてくるのだと思います。

制約や形があってそれを学んだ上で、そこを超える発想が生まれてくる。

何もないところから自由な発想をうみだすのはほんのわずかな天才なので、自由にと言われて何も浮かばなくても気にすることはありません。

なので勉強にしろスポーツにしろ、まずは基本の形をしっかり抑えることが重要です。

これからの学び方

それを踏まえて今後はどんな学び方が主流になっていくのでしょうか?

そう考えたときに、集合型で講師が大多数に教える、と言う形はオフラインではなくなっていくと思います。

型を勉強するための講義についてははオンラインの動画で十分です。

世の中に大多数のコーチや教育者がいる中で、本当に上手い教え方をする人はわずかだと思います。

そのわずかな人たちの教え方をオンラインで視聴できるようになると、同じレベルの考え方を共有することができます。

ただ、考え方や物事を知ったからといってそれをどう活かすかは個人差が出てきます。

個人の興味度合いだったり、発想の転換だったり、向き不向きもあるかと思います。

そういったオンラインの学習だけでは足りない、埋められない部分をオフラインの場で補っていくようになると思います。

例えば学校の教育でも、授業はオンラインで行って、理解が追いつかなかったり、課題で分からない部分を学校というオフラインの場でリアルなコミュニケーションをとって解決していく。

なのでどんどん学習を進めたい人は進められるし、理解が追いつかない、となってもオフラインの場があるから安心できる。

そんな形に学びの場は変わっていくと思います。


個人的に考えているのが、トレーニング中心のビジネススクールです。

ビジネススクールというとグロービスとかその他ビジネス系の大学院なんかが有名ですよね。

でもこれらに通うだけでもめちゃくちゃお金がかかるんです。。。

確かに質はいいのかもしれんが、もっと手軽にトレーニングの場がないものか、という思いがあります。

なので、ビジネススクールとオンラインサロンの組み合わせで新しいビジネススクールの形を作っていきたいなーとぼんやり考えています。

30代でやりたいことの一つでもあるので、これについては近々準備を始めていくと思います。



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