30代中堅社員の新入社員とのコミュニケーションの撮り方
今年も4月に入って、新入社員が入ってきたかと思います。
うちの会社にも新入社員が数名入ってきて、研修やらいろいろウェルカムな感じの会が行われていたりします。
そんな姿をみていると、
自分もあれから11年経ったのかぁ、と年月の異様な速さに驚きを隠せません。。。
なんだか中身はあの頃のまんまなのになぁ
ですが年齢を重ねて、気づいたらもう今年で34歳。
一般的には中堅クラスになる年齢です。
なので、チームをまとめていく役割もになっていく必要がある年代になってきました。
前職ではチームを率いてバリバリやっていたのですが、私は最近転職したばかりなので、まだまだいろんな人に教わっている状態。。。
自分がチームを引っ張っていく立場になるのはもうちょいかかりそう。
さて、そんな新人ちゃんたちに、私のような30代中堅社員も当然絡みに行くわけなのですが
フランクに行こうとして若いノリで行くも、今の若い子達のノリとは全然違ったりしますし
厳格に行こうと思っても、それっぽい名言も残せないような自分にとって、
10歳近く年が離れている子達とどうコミュニケーションをとっていけばいいのか?
今日はそんなところのコツについて書いていきます。
雑談だけでいい
兎にも角にも、雑談です。
いきなり仕事の話から入るなんてのは言語道断ですね。
とは言いつつも、私もついつい仕事の話から入ってしまいがちなのですが、、、
新人の子達は多かれ少なかれ緊張しています。
人は緊張している状態では思ったパフォーマンスをだすことはできません。
ましてや緊張状態が高い状態では覚えも悪くなってしまいますし、
聞きたいことがあっても聞けない、みたいなのが一番最悪のパターンです。
こうならないためにも、まずは雑談からはいって、この人も普通の人なんだな、と思わせることが大事です。
前回の記事にも書きましたが、役職なんてのはただの役割にすぎません。
部長であろうが、役員であろうが、社長であろうが、
同じ1人の人間です。
いいところもあれば、悪いところもある。
得手不得手だってある。
私たちとなんら変わりはないんです。
このことを新人くんたちに身を以て実感してもらうためにも
まずはこちら側から解してあげる必要があります。
「とはいっても話題がなぁ。。。」
というあなた!
新卒との鉄板の雑談ネタを置いておくので、是非参考にしてください!
・大学の時はなにやってたの?
・部活、サークルは?
・バイトは?
・留学とかしたの?
・オススメのYouTuberは?
・休みの時なにしてるの?
・卒論書いた?
・どこ住んでるの?
・地元は?
・就活大変だった?
これくらいもっておけば、15分はつなげるはず!
教えるときは相手の目線に立ち過ぎない
これ自分が過去のOJTを振り返って思った結論です。
自分は前職までの間に、新卒のOJTを3回ほどやりました。
その他中途で入ってきた人の、教育係みたいなことも何度もやってきたので、自分では教えるのはそこそこ上手い方だと思っていました。
ですが、最近ふと気づいたんです。
自分が教えた子達って、自分が教えていた頃よりも、手が離れて別の人と仕事している時の方が伸びてない?って。
でもそれは自分がしっかりと基礎を固めてあげたことによって、伸び伸びやれているのかもしれないのですが、
個人的に反省、というかもっとこうしたほうがいいな、と思った観点として
「相手の目線に立ち過ぎない」ということがあります。
どういうことかというと、自分は性格的に優しいので、新卒くんたちにはまずは手取り足取り教えてあげていたんですね。
業務の内容はもちろん、人間関係、お客様が気にするポイント、絶対やっちゃダメなこと、なんかを1から10まで教え込んでいました。
これ、今読んでいる本にも書いてあるんですけど
べったり教え過ぎてしまうと、自分で考えて行動する、って習慣が身につかなくなってしまうんですね。
なので、ある程度は自分で考えて行動してもらい、ちょっとの失敗も経験させながら自身で道を切り開いていける人材。
そんな人物に育てていく方が、新卒くんたちのためになるんだなぁという結論です。
確かに、自分の1から10まで教えるやり方だと、
どうしても自分がいない時に動けなかったり
教えられていないことに対してのアプローチがなかなかできなかったりしてしまっていました。
自分は新卒の頃、研修はあったのですが、行った先の現場では全然違うことをやっていたので、自分でいろいろ調べながら、ときには怒られながらもやっていました。
個人的んはそれが嫌だったんで、新卒くんたちにはそんな思いをさせたくない!という気持ちから、そういう教え方になってしまっていました。
もちろん新卒くんたちの目線に立って、そのように教えてあげることももちろん重要ですし、相手にとってはそうしてくれた方がいい場合もあります。
ですが、新卒の目線に立ち過ぎてしまって、組織全体、その子たちの将来も考えた教え方ではなかったなぁと思います。
新卒教育で重要な目的は
自律、自走してもらうこと、です。
自分で考え、判断する。
先輩がこう言ったから、上司がこう言ったからではなく
言われたことを自分の中で理解し、判断の一つとして結果を模索して行動する。
そんな人物を育てていくのが、個人的にはいいのなかと思いました。
なので、新卒くんたちには手取り足取り教え過ぎずに、ある程度突き放すこともめちゃくちゃ重要です。
個人的に、オススメの方法を一つ紹介します。
それは、毎日振り返りの時間を作ることです。
振り返りの方法はなんでもいいのですが、個人的には毎日15〜30分程度時間を作ってあげ流のがいいかと思います。
今日はどんなことをやって、どんな気づきがあったのか。
うまくいかなかったことは、なんでうまくいかなかったのか?
なぜ行動できなかったのか?
じゃあどうすれば行動できるようになっていくのか?
こんなようなことを考えてもらう場を設けるだけでも、自身で考える癖はついていきますし、失敗を失敗で終わらせなくさせる、つまりは前向きな行動がとれるようになっていきます。
なので、新卒くんたちとの30代社員がとるべきコミュニケーションとしては
・とにかく雑談
・手取り足取り教え過ぎずに、日々の振り返りを一緒にやる
これが重要です。
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