マガジンのカバー画像

戦略の本

70
戦略に関する記事まとめ
運営しているクリエイター

#戦略

10年経ったけど「ストーリーとしての競争戦略」はまだまだ新鮮

この記事は、2010年8月1日にアップしたものです。ほぼ10年前ですかね。このブログ内で、この本の理論は10年は通用する強度は十分ある、と書いてたけど、果たしてどうだろうか。 僕個人は、今もこの本は年に1度ぐらいは読み直してて、自社の事業や戦略の組み立てにすごく参考にしている。全然10年経っても、まだまだ新鮮だ。 この本は間違いなく、ここ何年かでボクが読んだ企業戦略、事業戦略について書かれたものでは圧倒的に面白かった。経営に携わる人なら絶対に読んで損はないと思う。 今後

優れた戦略をデザインする - ストーリーとしての競争戦略

どうすればもっと良いサービスを作れる? たくさん努力すればできる? 才能があればできる? 【結論】 努力も才能も必要。 しかし最も重要なことは、成功へのストーリーが見えていること。 そして、すべての戦略がそのストーリーの中で展開されること。 ストーリーとしての競争戦略は「成功へのヒント」を教えてくれる本。マーケティングはもちろん、UI デザインにもかなり応用できます。 実践するのは、なかなか大変ですけどね。 優れた戦略にはストーリーがあるすべての戦略がひとつのゴールに向

デザイナーはプロダクト戦略を思ってる以上に強化できる

こんにちは!私は昨年12月からマネーフォワードのビジネス向けSaaSサービス「マネーフォワードクラウド」のUXおよびUIデザインに携わっています。 マネーフォワードには ”UserFocus” という行動指針があります。私たち「マネーフォワード クラウド」のプロダクトデザイナーは、その体現として ”User Focus Scrum” というプロセスに取り組み、ユーザーの視点を大事にした戦略的なデザイン・ものづくりに努めています。 本記事ではそのような取り組みの中でも特に上

Selectionと戦った10,000時間:【その4】売れないのは商品のせいじゃない

サマリーSelectionは獲得するだけではいけない。ちゃんと売れる土俵に乗せてあげるために、てをかけてあげなければいけない、というお話。Selectionを獲得した後に、カスタマーの当たり前クオリティを担保するために最低限必要な3つのポイントと、なぜそれらがe-commerceにとって重要なのかを書いてみた。 獲得した後に何をすればいいのか先日まで3回に渡り”Selectionの獲得”に関する考え方について書いた。 「どのような売場をカスタマーに提供するのか」ということ

『経営戦略原論』図解 完全版の公開!

どうも、きょんです。 『経営戦略原論』の図解が、先日とうとう完成しました!『経営戦略原論』の図解を完成することができたのは、本書が非常に奥深く読むたびに面白さが深まっていくからこそですね。本当に名著だと思います。 ↓『経営戦略原論』↓ これまでのpart1からpart3までの『経営戦略原論』図解noteを統合し、それぞれのスライドをアップデートし、さらに追加の内容を加え、一つのnoteにまとめました! 全部でスライド数が161枚です!!!!!(画像貼る作業が本当につら