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読書記録:【「福」に憑かれた男 喜多川泰】幸せや成功というのは、何かを手に入れるからなれるものではない。

偶然の出会い

たまたま読書会の際に
「おすすめ!」
ということで
いただいた一冊。

小説+自己啓発本という
形式の本。
学習塾を経営していた作者が
子どもたちに伝えたいことを
本に載せて伝えているんだとか。

素敵な先生ですね✨

この本も
”出会い”がテーマ。

ストーリー

寂れた一軒の本屋。
ある老紳士との
出会いにより
本の売り方が変わります。

お客さん一人ひとりに
ぴったりの1冊を
紹介する本屋さんに。

そして、
奇跡とも思える
素敵な出来事がたくさん起こります。

※登場する本屋さんは
1万円選書で有名な
「いわた書店」さんを
彷彿とさせます^-^
こんな本屋さん近所に欲しい!

「福」の神は試練を与える

苦しいな
と思う事柄も
見方を変えれば
チャンスになる。

この本に出てくる
「福」の神は
けっこう厳しい。

成長するために
容赦のない危機を
主人公に仕掛けます。

しかし、
それは主人公が
成長するチャンスになるのです。

実際、
神様ってそういうものかも
しれませんね。

幸せや成功というのは、何かを手に入れるからなれるものではない。

幸せや成功というのは、何かを手に入れるからなれるものではない。今、この瞬間にも「幸せだ」「成功している」と感じるものである。

一番、心に刺さったのは
このあたりのシーン。

お金を得ることや
広い家に住むこと自体は
本当の夢ではなく、
本当の夢を実現する
手段に過ぎない。

では本当の夢とは?

この本では、
成功した先に何を見ているのか。
自分の人生を使って何をしたいのか。
ということを
投げかけている。

このあたりは
わたしの学んでいる
コーチングで
もっとも大切にする部分。

事柄は手放して、
本当に手に入れたいのは
事柄の先にある「感情」。

大人になった今なら
めちゃくちゃ大切なことを
伝えている1冊だと
よくわかる。

最後に

1つの出会いが人生を変える。

振り返ってみると
自分の人生も
1つ1つの出会いで
大きく変わったなと思う。

こんな本を書く
塾の先生と出会える
学生は幸せだな!
と感じられる話でした。

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