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美容室をオシャレにする為にモノを減らす

長く美容室を経営していると知らず知らずのうちにモノが増えてくると思う。

ここで言うモノと言うのは美容室の中にある全ての物質。

材料、什器、インテリア系小物、書類、スタッフ私物など全てのモノだ。

私が思うにモノが増えれば増えるほど、生活感が増してくる。

美容室に生活感は必要ない。お客様は日常から少し解放され、非日常体験をする為に美容室に足を運ぶ人が多いと思っている。

美容室をオシャレな空間にする為に

 私が美容室をオシャレな空間にする為に心がけていることはモノを極限まで減らす。これは最低条件だと思っている。お客様の目に止まるワークスペースはもちろんだが、バックヤードのモノも少ない方がスタッフが気持ちよく仕事が出来ると思う。

非日常的な空間で仕事をした方がスタッフのモチベーションも高くなりより良いヘアスタイルが作りやすくなるはずだ。

 

モノを減らすうえで私が実践していることは、1年間誰にも触れられなかったモノは削除する。売る。譲る。シェアする。捨てる。

例外として、税務上の書類などは数年に渡り保管しておく必要があるがそれ以外のモノは1年間使わなければほとんどのモノは無くても良いモノのはずだ。

気付いた人も多いと思うが、私がこのような考えに至ったのはコンマリさんの影響が大きい。彼女のモノに対する考え方は世界中で支持された。私もそのうちの1人である。

モノは無くなってきている

産業革命以降、世界中で製造業が盛んになりモノがどんどん作られてきた。大量生産が可能になり低価格化が実現し家庭にも家電が溢れた。

モノこそが価値でありモノを持つ事がステータスの時代だった。

やがて技術の進歩によりモノは小型化され持ち運べるようになり、さらに多くのモノが作られ最新のモノを作れば売れる時代。誰にも分かりやすく、手にとってモノに触れる事ができた。

 

そしてIT革命によりモノはデータ化された。つまりモノが無くなってきている。この現象は今後のAI革命によってより加速するはずだ。

テクノロジーの進歩は著しく、特に意識しなくとも徐々に便利な世の中になってきた。

その結果、以前は使っていたモノが今では使われていないモノになってきているはずだ。

前述した通り、美容室にある1年間の間に誰にも触れられなかったモノを削除していく。

是非これを実践してみて欲しい!

 

モノが無くなると空間が出来る

具体的に美容室にある何を削除出来るだろう?

まずは紙が分かりやすいと思う。カルテや商材パンフレット、雑誌はデータ化出来る。

私のサロンではローラーボール2台あったが使用してなかったので知り合いのサロンに譲った。あとはレジもiPadに変わったし、ディスプレイ用の小物なども全てしまった。

今後は、完全キャッシュレス化に向けて現金も無くして行こうと思っている。

さらには電話も要らないと思っている。次回予約とネット予約で対応出来るし、緊急の場合は担当の携帯に直接、連絡出来る。

 

このように、サロンの中にある削除出来るモノをどんどん減らしていけば当然ながら空間が出来る。実践して貰えばお分かりいただけると思うが、空間が出来ると何故かスタッフの心に余裕のようなものが生まれる。

働くスタッフもご来店されるお客様もゆとりある空間で過ごす方がリラックス出来るし、非日常感を体験出来る。

時間も出来る

インテリアとは関係ないが、余計なモノがなくなれば時間を作ることも出来る。

開店準備時間に掃除をする美容室がほとんどだと思うが、モノが少ない方が掃除の時間は短くて済む。

キャッシュレス化ができればレジ締めや売上の入金時間をなくす事が出来るし、電話が無くなれば営業時間中に電話対応をする時間もなくなる。

 

 

いかがでしょう?

 

少しモノの見方を変えればあなたのサロンをより快適で心地良いオシャレな空間に変える事が出来ると思う。

 是非、試してみてください!


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