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読書|水泳のメンタルトレーニング

本日は、
私がお気に入りの「水泳本」のご紹介です。

その本がこちらです!

一部をご紹介させて頂きます。

マスターズは、健康と体力と健全なライフスタイルが最大の報酬。たまに思い出してください。

まさにその通り。たまに思い出せるだけで、マスターズを100倍楽しめるようになります。

ピークパフォーマンスとは、動きが自然にできると思えるほど、集中している場合に現れるようです。しっかり身につけた動きを短時間に、なにも考えずに行ったときに最高のパフォーマンスが発揮できる。別名ゾーンとも呼ばれる。

レースで大ベストが出るときは、このピークパフォーマンスの状態ですね!「しっかり身につけた動き」というところが鍵ですね!

一生懸命泳いでいる感じと、それ以外の苦痛は絶対違う。怪我をしながら泳ぐ時の痛みと、頑張って泳ぐときの苦しみが違うことは知っているでしょう。本来の苦痛は「痛む」ものです。痛みは本当のダメージを警告しています。水泳の苦痛は違う。身体に力が入らなくなっても早く泳げるときは、この苦痛は快感に感じる。それは苦しいけれど良い痛みなのです。つまり苦痛を悪者と思わない場合です。このように良い痛み(苦痛)をもっと味わえるようになると、早く泳げるようになります。
苦痛の全て嫌がる人は、その苦痛を「死」と結びつけているから、、、これ以上続けると自分は崩壊してしまう、死んでしまうと・・・と、考えてしまうのです。
しかし、現実をよく見て欲しいのです。速く泳いで死ぬことはありません。人間には優秀な自己防衛機能があります。万が一自分の限界を超えてしまったときには、真の苦痛の衝撃を感じるでしょう。これは異なる苦痛です。水泳選手は「危険な痛み」と「良い痛み」の区別をつけられるようにならなければなりません。

確かに、一生懸命泳いでるときの苦痛と、身体のどこが故障しているときの苦痛は全く違います。寧ろ、一生懸命泳いでるの時の苦痛は何だか笑みが出てしまいます。

トップになるためにしてきた練習には、たくさんの時間をかけてきたはず、それを初めからやり直すのは、とても大変なこと。なぜ始めからやり直さないといけないのですか?
失った体力を回復させようとすることは、チャレンジではなく、借金を返しているような感じではないですか?
水泳はしなきゃいけないものではなく、楽しみにするものです。借金は返さなきゃいけないってなります。借金ではなく、チャレンジです。

この言葉に影響を受けて、去年20年ぶりに世界マスターズに参加しました。200mで現役ベスト+30秒でした(笑)この本を読まなかったらきっと、莫大な借金を抱えているようなとても不快な気分になっていたことでしょう。

自分の体力レベルには、常に気を配って下さい。水泳というゲームを楽しむのに不可欠な技術と体力を手放さないように、しっかり掴んでいて下さい。

「水泳を楽しむのに不可欠な技術と体力」というワードがとても好きです。水泳をより楽しむために、体力をつけて、技術を磨いていく。まさに水泳愛ですね。

以上になります。


こちらの本は
書店ではあまり見かけませんが、
もし見かけたら
手に取ってみてください。

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