Q&A|「HR28/10秒」ってなんですか?
ご質問頂きましたので、
お答えさせて頂きます!
ご質問ありがとうございます!
A.
「HR(ハートレート)」とは、
脈拍のことで、
「28/10秒」とは、
10秒間で28回ということです。
合わせると、、、
脈拍が10秒間で28回ということになります。
尚、1分間(60秒間)なら、、、
「28×6=168/分」となるわけですね!
それなら60秒計測すれば良いのに…
と、思われがちですが、
練習の途中で60秒も
休みが取れることはあまりないので、
10秒が計測しやすいのです。
なかには、
6秒で計測している人もいますが、
6秒だと誤差が出やすいため
やはり10秒がオススメです。
脈拍は5秒ですぐに落ちてしまうので、
泳ぎ終わって5秒以内に
クロックを見ながら確認しなくていけません。
時折、
「せんせー!脈がありません!」という方が
いますが、それはありません(笑)
普段から脈をはかっていない方は
脈がはかりやすい場所を
把握しておきましょう!
私は手首や首を使います。
この「脈拍を計測すること」で
「トレーニングの強度」がわかるわけですね!
脈拍数が「最大脈拍数」と
同じ100%ならば
全力で泳いでいる状態だと判断できます。
性別や個人差はあるものの
「最大脈拍数」は簡単に計算で出せます。
その計算式が「220-年齢」です。
例えば
90歳ならば、220-90=130/分=21/10秒
70歳ならば、220-70=150/分=25/10秒
50歳ならば、220-50=170/分=28/10秒
30歳ならば、220-30=190/分=31/10秒
10歳ならば、220-10=210/分=35/10秒
と、なるわけですね。
私も、
現役時代の16〜22歳の頃は
35/10秒まで上がっていましたが、
42歳となった今では
30/10秒まで行くのがやっとです。
そして、年齢とともに、
足が攣りやすくなるのも
心臓が弱ってくるからだと言われています。
(ふくらはぎは第二の心臓と言われていますしね)
では、
この「最大脈拍数」は鍛えることで
向上させることができるのでしょうか?
興味深いことに、
筋力や柔軟性は鍛えられても、
この「最大脈拍数」は
強化することが
ほぼ不可能だと言われています。
ただし、
トレーニングをすれば
「最大脈拍数で泳ぎ続けられる時間」を
伸ばすことは出来ます。
その練習を
レペテーションと呼んだり、
耐乳酸と呼んだりしますが、
…まぁ、一人では決して
行える練習ではないですね・・・😂
・・・Dive100×6(6'00")1本目から全力で
みたいな練習です(笑)
HR28/10秒だと、
50歳の方にとっては全力ですが、
10歳の方にとっては75%ぐらいの
トレーニング強度になるわけですね!
是非、
参考にされて下さい!
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