「現状維持」が好きな息子がちょっと自信を持った話
こんにちは、森本です。普段は教育関係のお仕事をしている人間です。
今日は「現状維持」が好きな長男の気持ちが動いた出来事について、少し深堀りして考えてみたいと思います。
こんなことを考えたきっかけは息子とテレビゲームをしていたときでした。
初めてのことに慎重な長男と、何でも喜んでやってみる次男
小学校1年生の長男は最近テレビゲームにはまっています。3月からのステイホーム期間中にすっかり味をしめてしまいました。
で、僕の子どもの頃の感覚からすると、ゲームって新しいところをどんどんやっていくのが面白かったりしたんですが、息子は自分が絶対にできるところを何度も何度も繰り返しするんですね。
「次やったら?」と言ってみるんですが、「嫌だ」と言ってきます。幼少期から初めてのことにとっても慎重で、なかなかチャレンジをするのにおっくうな子です。
一方、2歳の次男はどうかというと、何でもできようができまいがとりあえず果敢にお兄ちゃんの真似をしてやってみようとします。「すごいねー!」と褒めると「やったー、やったー、やったーまーん!」と、2歳児でなければ絶望的にすべるであろうノリで激しく喜んでいます😂
、、、話を長男に戻します
この前一緒にゲームをしているときに、僕が間違ってボタンを押してしまい1度もやったことのないところを息子がプレイすることになってしまいました。
「お父さん!やって!」と言ってきましたが、「まあ、やってみなよ」とやらせてみたらたまたまクリアできてしまったんですね。
その翌日、仕事から帰ってきた僕に長男が執拗にゲームをさせようとします。
「お父さん、あそこの場所はね、こうやって、ああやって、、、ほら僕の言ったとおりにやったらできたでしょ!」とやたら自信を持つようになっていました。
この瞬間を見て、長男の「現状維持」が好きというのは表面的に見えている部分であって、不安や自信のなさから最初の一歩目を踏み出す怖さがあるんだなぁと思いました。
本当は新しいことでもやってみたい気持ちがあるんですが、それ以上に失敗したくないんですね。
上手くきっかけを与えて成功体験を積むことができれば新しいチャレンジをしていってくれるのかもしれません。
きっかけの与え方が難しいけど、、、放っておいていいのかも?
でも、実は一番難しいのはきっかけを与えることだったりします。今回は意図せずたまたまで、これが狙ってなかなかできないんです、、、
今でこそ以前より考えなくなりましたが、長男の子育てでは「○○させないと!」という気持ちがかなり強かったと振り返っています。
初めての子育てで気合いが入りすぎていたんでしょうね、、、
分かってはいるのに、つい同年代の子と比較してしまうこともあって強く言いすぎてしまったところもあったように思います。でも、気づけばいつの間にかできるようになっていることもたくさんあります。
親が無理にきっかけを与えようとしなくても、子どもが必要なタイミングで勝手に学んでいくのかもしれないなぁと思うようになりました。
そう思って次男とは接しているからか、対照的に長男に比べるとかなりゆるーく育てており、のびのびと勝手に大きくなっています😅
本当に些細なことで子どもは自信を持ったりするので、できたことを思い切り褒めてあげたいなーと思った出来事でした。
小さくても成功体験が積めると自信になりますね!また明日からも言葉かけを意識してみたいと思います😊
では、また!
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