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読書日記

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読書記録をまとめました。
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2022年12月の記事一覧

【読書感想】美術を仕事にするーー『小池一子の現場 美術/中間子』を読んで

小池一子 平凡社 2020年出版  小池一子さんに興味がわいたのでどんなことやってきた人なの…

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【読書感想】素敵な本の紹介ー都甲幸治著『「街小説」読みくらべ』を読んで

都甲幸治 立東舎 2020年出版  都甲さんの本紹介、いつも楽しみにしててこの本もはりきって…

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フェミニズム小説とは何かを考える2ー韓国文学を読んで

 前回、松田青子の小説の感想文書いてたら、「フェミニズム小説」という言葉が浮かんで、そこ…

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【読書感想】韓国文学の文体ークォン・ヨソン著『まだまだという言葉』を読んで

クォン・ヨソン著 斎藤真理子訳 河出書房新社 2021年出版  韓国の短編集。期間制教師の話…

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【読書感想】最強の人になるー坂口恭平著『継続するコツ』を読んで

坂口恭平著 祥伝社 2022年出版  坂口恭平の新刊。前著『中学生のためのテストの段取り』と…

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【読書感想】スペイン文学に触れるー『グルブ消息不明』を読んで

 エドゥアルド・メンドサ著 柳原孝敦訳 東宣出版 2015年出版  スペイン、バルセロナ生ま…

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【読書感想】『中国現代アート』を読んで

牧陽一著 講談社選書メチエ 2007年出版  TwitterでALLREVIEWの書評に取り上げられていて、中国の現代アート事情、私、知識薄いな、と思って、勉強になると思い読んでみた。  読了後、いろいろ思うことがあったので、ここに記してみたいと思う。  「中国の近・現代アートは「中華伝統」文化と西側の異質な文化との衝突、さらに、誕生する新たな「革命伝統」(=毛沢東様式)との拮抗という流れを経験してきた。」p. 18  と一言で説明してたけど、中国はとても闘っている感

【読書感想】二人のおじさんー『橋本治と内田樹』を読んで

橋本治 内田樹 筑摩書房 2008年出版  今までアップしてきた読書感想文振り返っていたら、…

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