独立の種
最近、もやもやと考えていること。
税理士資格を取った後に、どうやって生きていくか。
地方の希少価値
今の事務所から離れることを想定して、今の事務所が提供できていないことに着手できるとすれば、少なくとも、そことの差別化はできると考えています。
それは例えば、特定の会計ソフトに依存した顧客への提案。クラウド会計全盛の現代において、それは時代の要請ではないのでは?と思うこともあり。
また、別の例でいえば、Macを使用できるかできないかという点も、些細ではありますが、差別化の要因になり得ると考えています。近年では、e-taxや会計ソフトもMacへの対応が進んでいるようですが、肝心の税理士はまだまだMacに対応していない人が多いような...?気がしています。
かくいう自分も、ずっとWindwsを使っているのではありますが。
長年PCを触っている身としては、Macは興味のあるものであり、いつかは使いたいと思っているので、そのための支出は十分な投資になると思っています。
現に、事務所に来たお客さんがMacを使っているけれど、こちらに経験がないために結局別の方法で対応するという事例がありました。内心、歯がゆく、忸怩たる思いがありましたが、逆に言えばこれは上手くやれば自分の武器になるのでは、と感じた出来事でした。
地方と都会では、こうした対応にも差があるものと想像しますが、都会では当たり前のことでも、地方では希少価値になる可能性があると思っています。クラウド会計やMacの例も、その一つになるのではないでしょうか。
地方の閉塞感
それでは、地方での希少価値を頼りにやっていけるのかという話になります。ある意味で、ブルーオーシャンであり、機会はあると思います。
ただ、見方を変えると、希少価値があるということは少数派であるということ。では、なぜ少数派なのか。まだ、その手法や考え方が浸透していない、あるいは、そもそも浸透する素地が十分ではないからでしょうか。浸透していないのは、需要がないから…?ということになると、たちまち不安になってきます。そう考えると、少数派であることは、その点が諸刃の剣のようだとも思います。
少数派の希少価値を貫くには、多数派の存在やその見えない圧力との闘いでもあるのだろうと想像します。また、地域の各種団体の影響力の根強さも向かい風の一つになるかもしれません。
そういうものとは距離を置きたい自分にとっては、それらが前向きなものには思えず、逆に閉鎖的な雰囲気を醸成しているのではと思ってしまいます。
地方で希少価値を武器にやっていくためには、そうした閉塞感に耐えてやってく気概がないと難しいかもしれません。ただでさえ、狭いコミュニティで完結しがちな地方においては、さらに難易度が高くなるでしょう。
終わりに
断然振り切れれば良いのですが、そうはいかないのが難しい所。そうかといって、このままズルズルと居続けるつもりもないので、どこかで、えいやっとやるしかないのですね。
こういう時に、特撮ソングが力をくれたりする。
どうして震えてる?新しく変われるスタートを前にして
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