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新たな試行錯誤

さーて2024年2月末のいちごハーフマラソンからの長ーいトンネルを抜けて、4月からまた新たに走り出す!
ランニングリスタート。

実はこの「リスタート」って言葉好きなんよね。昔サブ4ってBSの番組で、コーチの片岡さんがリスタートランニングクラブってのやってていい響きだなーって思ってたんよな。

さてどうでもいい話は置いといて今シーズンのラントレについて。
怪我せずスピードをあげていくにはどうするか。とにかくこれがテーマ。

走れない間ずっと考えてた。
そして何とか導き出したイメージ。
「足の接地時間を短くしていく」ってこと。

説明しよう!

ラン始めてサブ4獲るまで考えてた事は
「なるべく省エネで走る」ってこと。
膝を曲げない、骨盤を立てて身体を起こす、腕をふる。とにかくそれだけを意識して最初の1年走りました。
このフォームだとスピードはそんなに出ないけど身体に無理がない。体幹や骨で支えてる感じで筋肉疲労が少ない。
体重が重い、ご年配、運動初心者にめっちゃおすすめの走り方。
しかーしダイナミズムに欠けます。
勢いのカケラもござんせん。
ひとよんで「ゾンビ走法」です。
それでも十分サブ4は獲れますよ!

しかーしキロ5分を切ってくるペースでフルを走ろうと思ったら思った以上にスピードを出して走らないといけません。
シューズをスピードが出る厚底シューズにして、骨盤を少し前傾させ足を大きく動かしてストライドを伸ばすフォームに変えていきました。
これが自分が昨シーズンやった失敗フォームです。体重が重く身体の固い自分は、結果脚の筋負担が増え、身体が耐えられなくなり怪我につながりました。

そこで今シーズンの新たな取り組み。
「足の接地時間を短くしていく」作戦です。

怪我する要因として脚に体重やG負荷が乗りすぎているんじゃないかと思ったんです。

踵でインパクトして爪先でリリースするまでの時間が長ければ長いほど脚全体に体重が乗りGが掛かり負担が増すんじゃないか。
それが繰り返されて怪我に繋がるんじゃないかって考えた。

だったら重心が落ちて足に負荷が掛かる前に重心を突き上げてパンッパンッと離していけばいいんじゃないかって。
そのためにどうするか、、、
膝だ。
膝をしっかりあげていく。
そこに意識をフォーカスしていけば足の接地時間を短くできる。

水面の蓮の葉の上を走るように脚に体重が乗る前に離して前へ進む。そんなイメージ。
名付けて
「蘇るゾンビ。生を取り戻せ!」大作戦。

まだ足の痛みが残る3月。
自転車しか乗れなかったがこのイメージを持って乗れば自転車もラントレに繋がるはず。
ペダリングする意識を変えた。
今までは足の裏に全神経を集中させてたけど、とにかく膝を上げることに集中。
踏み込むとか引き足とかそんなペダリング意識はない。
膝から下はとにかく脱力。
胸や腹をリズミカルに膝蹴りすることにフォーカスすれば腰やケツ、背中の動きも連動してランしてる感覚に。特にケイデンス100前後は最高のランニング感。
筋肉痛がくる箇所もランとほぼ相違ない。
これええぜ!

そして4月。痛みも取れていよいよラン再開。
もちろん低強度のジョグから無理なく始めるけど、意識は膝上げにフォーカス。
たとえキロ6分台でゆっくりでもこれはキツい!見た感じは今までとほとんど変わってないかもだけど、意識はほぼモモ上げ走w
そりゃくるよね。

ラン再開1発目のログ。思ってた以上にキツいw

姿勢は前傾させずに真っ直ぐ中立を維持。
イメージは頭の先っちょで空をツンツンしていく感じ。マリオがコインを出していく動きに似てるね。これによって重心を上げていく。
重心が落ちてくる前に膝をまた突き上げて足を離していく。

ジョグはブルックスのゴースト15。
足入れのフィット感がすんばらしい!特に踵周りがいい。クッションはかっちり系。安定感もあるし、この走り方にはあってると思う。

足を前に出す意識はない。膝を上げてさっさと地面から離していく感じ。これも膝下はリラックスを維持。
これジョグ練めっちゃ疲れるけど、伸び代を感じるね。

ジョグ再開して1週間。今日久々にハイペリオンMAX履いて少しテンポあげて走ったけど、いいイメージで走れてるときはめっちゃ気持ちええねえ。

まあ何が正解かなんてわからないけど、
考えてトライして修正してって過程がたまらなく楽しいんよな。

今シーズンの目標はフルで3時間15分切り。
ハーフは90分切り。
今決めたw

なかなかに無謀なチャレンジだって事はわかってる。
ただ昨シーズンと同じ目標じゃテンションあがらんやんw
やるだけやって充実したシーズンにしていくよ!

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