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海と多彩な文化に想いを馳せる2015年のシチリア旅行まとめ②パレルモ2日目~

シチリア旅行まとめその2です。1日目からもう十分にその魅力に取りつかれまして、そりゃあもうものすごい衝撃をうけていたのですが、まだまだ旅はこれからなんですよね・・・

ちなみに前の記事(パレルモ1日目)はこちらです。

そんなわけでパレルモの「グランドホテル ヴィッラ イジエア パレルモ」で朝を迎えたわけなのですが・・・

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うおおおおおおお 空がきれいだ・・・・・・

朝から泣かせるのやめてほしいんですが???

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パノラマ撮影がここまでいい仕事したの始めてっすよ・・・いやまじでなんなんですか・・・こんなに美しい朝迎えたことはないですよ。空気も朝のほどよい冷涼さで心地よい・・・

まあ朝の空の美しさばっかり見ているわけにいかないのでとりあえず朝ごはんにしましょう。朝ごはんはまあホテルでよくある朝食ビュッフェですよねwまあ雑に卵でも食べるかwとタカをくくっていたんですが

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えっ?朝食ですよね????デザートバイキングの時間帯じゃないですよね???????

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ちょっと待てや!全部美味しそう(実際めちゃめちゃ美味しい)なんだけど朝だけでこんなに食べられるわけないだろ!!!いいかげんにしろ!!!(歓喜)

ちゃんとドルチェ以外に食事もちゃんとあります。写真がないですけどチーズもハムもめちゃめちゃ種類があります。

なんと シチリア来たら食べないといけないスイーツの一つであり宇宙一美味しい菓子・カンノーロを自作して食べ放題っていう神イベントまで発生しているんですが・・・いやちょっとまて朝食の概念ががが(大混乱)まあこれはシチリアがすごいってよりもこのホテルがすごい 歴史ある場所ならではのプライドを感じる

他にも食べ物めちゃめちゃ並んでたのですがすいません全部撮れてません・・・てか一番テンション上がったのはやはりこれですよ

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なぜ朝食ビュッフェのドリンクのところに、ミルクとかジュースとかと一緒に、しれっとスプマンテがあるんです??????

Borgo Molino Cuvee Extra Dry ヴェネト州 品種はグレラとマンゾーニビアンコ 

もちろん飲み放題です・・・なんてこった・・・よくわからなすぎておもわずあっあのぉこれ飲んでもいいんですかね?って聞いちゃったよ

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なんかめっちゃおいしそうだし名物っぽいんだけどお腹の容量がMAXでむり

てかこんなチーズとドルチェと酒飲み放題なんて朝食じゃねえだろ!!!ただのパーティじゃねえすか宴会じゃねえすか!!最高か?!!??

せっかくなのでテラス席でいただきました。なんかもう帰りたくねえ・・・

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テラス席からそのままプールのある場所まで歩いていけます。こんな美しい場所で酒飲んでるとかちょっとすさまじすぎる

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おかげで雲の資料がめちゃめちゃ収穫できたぞ(職業病)

で、この「ヴィッラ イジエア パレルモ」なのですが、本来は2泊する予定だったんですよね・・・パート1でも書きましたがトラブルでここに滞在したのが1泊のみになってしまったんです。このホテルは歴史があるので芸術的にも素晴らしい場所とかがあるんですけど、そのへんを堪能せずに去ることになってしまったのがほんと悔やまれる もっと堪能したいですねまた泊まりにいきたい いやがんばって絶対行くぞ

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朝があまりにも凄くて記事が長くなってしまった!酒も飲んじゃったし名残惜しいんですが移動します。素敵な体験をありがとうございました。ううっもう一泊したかった・・・

この「ヴィッラ イジエア パレルモ」は数奇な運命をたどったホテルでもありまして、そもそもはサナトリウムとして建てられたものを高級ホテルにしたらしいんです。その豪勢さで世界中の王侯貴族をもてなしたのち、一次世界大戦が勃発して優雅なベル・エポックの時代は衰退、その後ここは二次世界大戦では病院として使われたそうです。その後映画の撮影場所として使われて再び脚光を浴びて再び高級リゾートとして復活して、次々に有名ホテルグループに買収されて今に至るとか。老舗高級ホテルって結構その時の時代に翻弄されることも多いので、調べてみると結構面白かったりします。


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一転まったりした感じになってます。モンレアーレに向かいます。

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また金色きたぞ!!!!!モンレアーレ大聖堂です

これも誤字すいません・・・×モンテアーレ→〇モンレアーレです。

現存する教会の中で世界一モザイク面積が広い!のが、こちらのモンレアーレ大聖堂(モンレアーレのドゥオモ)だそうです。1日目に観たノルマン王宮パラティーナ礼拝堂と同じアラブノルマンスタイルですね。

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天井の模様も良く見ると緻密な模様でびっしりで見てて飽きない・・・

あっちなみに


単に金を貼ってるんじゃなくて、手が込んでるゆえの輝きなんですね・・・いろいろデザイン的に参考になりそうな模様がそこかしこにあるのでニヤニヤしちゃう

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そこかしこに精巧なモザイク模様があります。パラティーナ礼拝堂もモンレアーレ大聖堂もどちらも必見の場所なのですが、カオス感高いのがパラティーナで、凛として美しいのはモンレアーレかなっていう印象をうけました。

この大聖堂、外観も圧巻なのですがちょっとその辺りは記録してなかったです・・・また来いってことなんだろなって思っておきます。

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豆がいろいろ売ってる

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モンレアーレ大聖堂の近くに生えている木。ここで昼寝してた王の夢にマリア様がでてきてここに財宝が眠っているとか言われたらしく、実際財宝でてきてありがてえ!って言って聖堂建てました的な説話があるそうで、なにはともあれ聖堂が建つきっかけになったのがこのイナゴ豆の木みたいです。横の看板に伝説のイナゴ豆!!!って書いてある気がします(違ってたらすいません)

イナゴ豆は重さがほぼ0.2g均一だったため、宝石の重さを測るのに利用されてたそうで、「カラット」の語源らしいです。知見。

さてモンレアーレの黄金盆地(コンカ・ドーロ)を見下ろしてみます。この広大さには圧倒されてしまう・・・海辺の様子とはまだ全然違う魅力にあふれてます

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この盆地が柑橘類で埋め尽くされていたのは昔の話のようですが、圧巻の風景だったんだろうなあ・・・

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今回は以上です。次の目的地セリヌンテまで書こうかと思ってたら、ホテルの朝食すげえ!だけで今回ほとんど終わってしまった・・・凄すぎたのでしかたない

次回こそセリヌンテ編~です。同じ島なのにまた情景ががらっと変わりますよ。

おまけ

シチリアレモン!とかいって結構売り文句になりますけど、まあ地元勢はわざわざ買わないらしいです。まあ名物ってそういうもんよね・・・

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