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これからは免疫の時代

2019年11月に中国湖北省の古都 武漢 から広がった新型コロナウイルス (COVID-19)は感染者の約14%を※1 重症に、約6%を※2 重篤状態、高齢者や※3 基礎疾患者を中心に5人に1人を人工呼吸の必要な状態に陥らせる。

※1 重症
呼吸困難、呼吸回数30/分以上、酸素飽和度93%以下、PaO2/FiO2比300以下、24-48時間以内に肺滲潤影
※2 重篤
呼吸不全、敗血症性ショック、多臓器機能不全、多臓器不全
※3 基礎疾患者
多い順に 2型糖尿病(肥満) > 心血管疾患(不整脈、動脈硬化etc.,)> 慢性呼吸器疾患(喫煙者、COPD、気管支喘息etc.,)> 慢性腎疾患(透析、腎炎、腎不全)> 免疫不全疾患(がん治療中含む) > 慢性肝疾患

重症になった人は呼吸を機械に頼りながら自分の免疫機能によってウイルスを撃退して治ると思われていたのが・・・

その免疫によるサイトカインの暴走、サイトカインストームによる炎症が死を招く事も解ってきており、更に最近(2020年6月現在)ではコロナウイルスは血管内皮から侵入し、血管炎や血栓を生じさせる 『血管障害を引き起こすウイルス』という認識に移りつつある。

ただの風邪症候群とも、インフルエンザウイルスとも異なる病態であり比較的に危険なウイルスである。

ではどうすれば新型コロナウイルスによる重症化を防げるのか?

それは恐らく免疫を暴走させず正しい状態に保つ、正常値の恒常性を維持する事だ。 僕は新型コロナウイルスを恐れるあまりひたすらニュースアラートを設定し、様々な記事を読み漁るうち3つのポイントに気づいた。

1.肥満を解消し、2型糖尿病によるリスクを減らす。
(インスリン抵抗性型=高インスリン血症、高血糖により血液の高浸透圧化、好中球やマクロファージの機能低下)

2.高インスリン状態解消の為、断続的断食を実施。
(1日16時間の断食を実施する事により、インスリン放出量を減らし、オートファジーによる自食作用を促し癌予防にもなる。)

※断続的断食が膵臓とインスリン抵抗性に悪影響という研究もあり

3.マイクロバイオーム(微生物叢)を正常にする
(乳酸菌やビフィズス菌の不足、過度な肉食過度な手洗いうがいによって人体の微生物叢の状態が悪化、免疫機能を低下させている可能性がある、免疫の暴走であるアレルギー疾患乳酸菌グラム陰性菌の不足が関与していると研究が進んできている。)

ジャンクフードや加工食品、砂糖入り飲料水の摂取 → 血糖値の乱高下、腸内や口腔環境の悪化、常に満腹を求める → 肥満 → インスリン抵抗性 → インスリンを更に放出して血糖を取り込もうとする → 免疫悪化

これを解消する為に行動することにしました!






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