書くほどに読まなくなる
プレゼン資料のポイントは文字を減らすことです。
説明する内容を忘れないようにと思って、表示する資料を原稿にしていませんか?
紙で配布しても内容がわかるように、文字情報をふんだんに盛り込んでいませんか?
実際は文字が多ければ多いほど読まれなくなってしまいます。
人の認識の大半は視覚で構成されています。
説明する文章が多くあればあるほど、あなたの説明よりも表示された文字を目で追うようになります。
目で追う文字とあなたの話が一致するのであれば完全に話は無視されます。
書かれていることとあなたの話が違った場合、大量の文字の中からどこを見ればいいのかと混乱してしまい、話が頭に入ってこなくなります。
文字情報が多ければ多いほど、プレゼンは逆効果になっていくのです。
プレゼンは1シート1メッセージ。
そう言われるのは目で追える情報を少なくして、耳から入る情報に集中させ、視覚と聴覚からメッセージを浸透させることが重要だからです。
少ない文字情報であれば伝えるべきことがすぐに頭に入り、あなたの話から補足情報を得ようと話に耳を傾けるようになります。
プレゼンは伝えることが重要です。
伝えるということは視覚でも聴覚でも伝えられるという分断されたものではなく、視覚と聴覚の相乗効果で伝えきるということがポイントです。
話を聞く邪魔になるような文字情報にならないよう、言葉の整理をしてみましょう。
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