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好奇心が企画を育てる

商品企画への適性とは何でしょう。
センスや才能といった無いものねだりではなく、マーケティング検定や経営学と言った資格や学問でもなく、何があれば向いていると言えるのでしょう。
学問を納めていたり資格を有したりしていれば考える為の手がかりを多く持っているから有利です。
関連する製品や市場についての知識が多ければ新しく調べることが少ないので有利です。
ただそれらは有利なだけで適性があるというわけではありません。

商品企画の適性、それは好奇心です。
知識の有無や情報の有無は好奇心の前では僅かな時間の差でしかありません。
例えばシュークリームのことを考えてみましょう。
どんな材料で、どんな手順で作られているのか、どんな種類があるのかを知っていればアドバンテージを持っていますが、それらは学び経験すれば追いつくことができます。
どんな材料で作られているのだろう、何故膨らむのだろう、材料を変えたらどんな結果が生まれるのだろう、そんな好奇心は正解以外の可能性に興味を向けます。
そしてその正解以外への興味が新たな発見に繋がるのです。

好奇心を持つと何かを調べます。
何かを調べると更に気になることが出てきます。
それを調べるとさらに…と言った感じで興味のネットワークが広がり、何処かで繋がりあって新たな気付きに繋がるのです。
気付きや新たな繋がりは新しいアイデアになり、新たな商品企画になるのです。

まずは興味を持ちましょう。
興味を持てば知識が増え、疑問も増えてきます。
疑問を持つことが好奇心の始まりです。
好奇心が起これば後はどんどん吸収するものが増えていくことでしょう。

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