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共感の三段活用

リーダーは常に強気で前向きにあれ。
着いてくるメンバーを不安にさせてはならない。

そんなリーダーシップ論もあるかと思いますが、徐々に先導型から共感型にリーダーシップも変わってきているのではないでしょうか。

リーダーとして周りをまとめ上げなければいけない立場にあるけど、自分にそんな能力があるとは思えないし自信もない。
そんな心境でリーダーになっている方はいませんでしょうか。
多くの場合、リーダーとはなるべくしてなるものではなく、立場がリーダーを作り上げていくものなのです。
とはいえ、そんな話は何の気休めにもなりませんよね。

強い言葉を自信を持って発信することで周囲を安心させたい、でもどうしても自信が持てないので言葉が上滑りしてしまう。
そんな時に必要になるのが共感性です。
この場合の共感は周囲に対してあなたが共感するのではなく、周囲があなたに対して共感しやすくするのです。

できるかどうかは別として、リーダーとしてのあなたは成し遂げたい何かがある筈です。
その思いを告げる時に共感性を生み出すポイントがあります。

思い、弱音、思い。

間に弱音を挟みましょう。
私はこうしたいと思っている、だけどこんなにも弱い、だから皆の協力が必要だ。

弱音から始まっては向かう先が分かりません。
弱音で終わっては不安しか残りません。
弱音なく思いを伝えようとすれば言葉が上滑りします。
弱くても前に進もうとする思いに人は共感します。
自信がない時にはまずは弱音を挟んだ三段活用を試してみましょう。

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