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インプットとアウトプット

アウトプットをするにはインプットが必要です。
何もないところから何かを生み出すことはできません。
情報がなければ答えが出せないだけでなく、そまそもの質問がなければ、解答に向けた取り組みすらできないのです。
インプットは課題定義でもあれば解決の為の情報でもあるのです。

私たちは日常的に様々なインプットとアウトプットを繰り返しています。
食事をエネルギーに変えて、残りを排出するのもそうです。
人の話を聞いて返事をするのもそうです。
インプットとアウトプットは全ての刺激と全ての反応なのです。

アウトプットという言葉が一番多く用いられるのは仕事をしている時でしょう。
何かしらの成果をもってアウトプットと呼びます。
些細なものでもアウトプットであることには変わりありませんが、求められるのは何かしらの価値を伴ったアウトプットです。
そして価値の高いアウトプットをするには、質の高いインプットが必要になります。

インプットがないままアウトプットを続けていくと、人は徐々にすり減っていきます。
切れる手持ちのカードが減るほどに戦略性が乏しくなっていくのと同じようなものです。
ではインプットを増やせばいいかというと、そこには大きな労力が発生します。
ある程度の分量をアウトプットした場合、過去のアウトプットと似たようなものをインプットしても重複した結果が出てくるだけですので、新奇性の高いものを取り込まなければいけません。
新奇性が高いということは不慣れなものを取り込むことになるのですから、当然労力がかかるようになります。

インプットが不足するとすり減る。
インプットをするには労力がいる。
必要になってから対応すると後手に回ってしまうというのが大きな課題なのです。
大切なのは日常的なインプットなのです。

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