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戯曲書いたり、小劇場で照明手伝ったり制作したり、流れながら生きている。ゆるゆる感じたこ…

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戯曲書いたり、小劇場で照明手伝ったり制作したり、流れながら生きている。ゆるゆる感じたことをエッセイみたいに書いたりもしてます。

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    これまでに書いた台本をまとめていきます。

最近の記事

Snow Manを認知した一週間後に映画「おそ松さん」を見に行った話

これはいきなりSnow Manにドはまりしたアラサーが、元々は否定的な目で見ていたはずの映画おそ松さんを見に行った話である。 超天変地異みたいな急転直下の沼落ちに、自分が一番びっくりしているのだが、まあ、鉄は熱いうちに打てと言うことで、テンションが高いまま徒然と落ちた経緯と映画感想を書く。(長いし、後半特にまとまっていないのでご注意を。) ようはハマりたてで誰かに話したくて話したくて仕方ないのである。 何故沼に沈んだのか当方80年代後半生まれのアラサー。正確には四捨五入し

    • 改めまして、初めまして。

      ご興味を持っていただき、ありがとうございます。noteを使ってしばらく経ちますが、改めまして中の人紹介です。劇団を立ち上げたし、プロフィールをまとめてみました。 (※公演情報などは都度更新していきます。現在の情報は2020/3/29段階) 山口香織 ・劇団Pin to Hint 代表・劇作家 ・2017年度戯曲セミナー生 ・劇作家ユニットちょっくら所属   →個人Twitterアカウント   →劇団Twitterアカウント   →劇団HP 生まれ育ちと略歴 ・1986

      • 戯曲 マクガフィンのいない今日

        公演情報2019/5/18 劇作家ユニットちょっくら課外活動「ちょっくらリーディングvol.3」 その日限定で印刷販売していた台本をそのまま掲載しています。 書き直してリーディングではなく本公演を行いたいとは考えていますが、現在未定です。 あらすじトンネルの中、電車が止まった。スマホも圏外。何が起こったのか分からずに取り残される乗客たち。手掛かりはトンネル手前で入ったニュース速報『マクガフィンが現れた』。それと不思議な音のみ。進むべきか、進まないべきか、それが問題で―――。

        ¥400
        • 魔が差して青春18きっぷで旅立った話。

          バンドのライブを追いかけて昔住んでいた街に来た。せっかくだから友人と遊ぶ約束をしていたがダメになり予定が空いた。そのままふとどこかへ行きたいと思った。このまま帰りたくない。 12月の駅には青春18きっぷのポスターが貼ってある。ついつい発売日を見てしまうが、社会人になってから使うタイミングがない。今からならどこまで行けるかを逆算し、窓口に向かってから電車に飛び乗った。 そんな無茶な行動をして、ああ、私は昨日悲しかったのかと気がついた。この電車はこのまま北へ向かう。 昨日は別

        Snow Manを認知した一週間後に映画「おそ松さん」を見に行った話

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        記事

          才能の壁を描き切る穂積という漫画家

          やっべえページを見た。 思わず、めくったページを戻した。 言葉が汚くて申し訳ないが、 「僕のジョバンニ」2巻のあるページを開いたときのゾクゾクする感覚を、率直に言うと、こんな感じだった。 直に言うと、こんな感じだった。 なんなんだ、このセリフ、この表情。 落ちるしかないだろう。 登場人物の百合子と同様に、私はこの作品の生みだした感情に、落ちた。 この作者の作品は、描写の綺麗さと心理描写の深さが巧みで、注目していたが、最近離れていた。 いや、正直に言おう。 1巻

          才能の壁を描き切る穂積という漫画家

          あれは平成最後の夏のことだった。という昔話をするために

          平成という時代、最後の夏が始まる。 平成最後の夏 ネットでこのパワーワードを見てから、そわそわする感情が止まら ない。 エモい。 エモ過ぎる。 年号が変わることが決まったのだから、最後の夏があるのは自明の ことだった。 でも気付いていなかった。 改めて終わりを認識し、文字として見ると胸に来るものがある。 青春の終わり、もしくはディストピア感じさせる言葉だ。 最後の夏。 貫く夏の光、無限の青空。 幼年期の思い出。 果ての見えぬ夏休み。 暮れる、終わる、ひぐらしの寂しさ。

          あれは平成最後の夏のことだった。という昔話をするために

          ペンギンという呪いと祝い

          最近徒然と思い出すことがあるので書く。 先に申告しておくと、自己語りになる。 痛々しいナルシシズムとネガティブ。 改めて書くと、この程度でこんなことで、今まで思い悩んでたのかと言われるだろう幼稚な話だ。 ところどころまだ消化がされていなかったり、理解しきれていなくて未熟な点がある。長いし、あっちこっちに話が飛んでる。 それでも、今このタイミングで書かなければと思って書いた。 書いたからには、誰かに見てもらいたくなった。 記述は、消化と浄化に繋がる。 消化のための第一

          ペンギンという呪いと祝い